高専生、雄英に通ってます。2【ヒロアカ】【呪術廻戦】 (ページ30)

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６３　体育祭終了ページ30

颯太side

「さて爆豪少年！！
って、こりゃあんまりだ…。」

　なんていいながら喋れないようにされてある枷を外す。

「選手宣誓の複線回収、見事だったな！」

「オールマイトォ……。
こんな1番なんの価値もねんだよ！！世間が認めても自分が認めてなきゃゴミなんだよォ！！」

　顔やば。目つりあがりすぎでしょ。

「うん、相対評価にさらされ続けるこの社会で普遍の絶対評価を持ち続けられる人間はそう多くない。メダルは受け取っとけよ！自分の傷として！決して忘れぬよう！」

「いらねえっつってんだろが！！」

「まあまあ」

　勝己をなだめながら頭へメダルを通そうとするオールマイトだが、頭に通されるのを嫌がり上を向いている勝己。そのため鼻にメダルがかかり、更にずれて口にずれ落ちた。

　勝己、なんか犬みたい。

「さあ、今回は彼らだった！しかし皆さん！
この場の誰にもここに立つ可能性はあった！！ご覧いただいたとおりだ！
競い！高めあい！更に先へと登っていくその姿！！次時代のヒーローは確実にその芽を延ばしている！！

てな感じで最後に一言！皆さんご掌握ください！せーの！」

　一言？何を言えばいいんだ？

「Plus Ultr＿「お疲れ様でしたぁ！！」＿。」

「えぇ！？そこはPlus Ultraでしょオールマイト！！」

「あ、いや、疲れただろうなって思って。」

　まぁ、終わったならなんでもいいや。