高専生、雄英に通ってます。2【ヒロアカ】【呪術廻戦】 (ページ25)

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５８　姉弟対決ページ25

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　試合が始まりまず仕掛けたのは颯太だ。

　開始と同時にAの足元にワープゲートを出してきた。

　しかしそれを想定していたAは風を使って空中へ浮いた。

「あっぶなー！！予想してて良かった！！」

「チッ。」

　次はAが水の塊を颯太の方へ3発打つ。

　それを颯太はワープを使って防ぎ、ワープの出口をAの方に指定して水の塊を返してきた。

　Aは上に上昇してよける。

　お互い攻撃防御をしながら激しい戦いが続いているなか、戦っているのはA達だけではない。

「A！もっとデカい技出せ！この前使ってただろ？！手加減してんじゃねーよ！」

「しゃけ！」

「颯太くん！Aちゃんの顔に傷つけんと勝ってなー！」

「おい直哉！なんでAを名前で呼んでるの？！」

「悟くんに関係ないやろ？」

　身内の応援にもデットヒートを繰り広げている。

「あの人達五月蝿いんだけど！」

「それは同感。」

　あんな大きな声で応援されていてはこっちの集中力が切れてしまう。

「ねー颯太。お互い集中力切れてきたし、続けて試合をしてもどうせ決着つかないじゃん？」

「そうだな。」

「だからさ、次の1発に全部注いで勝敗決めようよ。」

「いいぞ。俺丁度試してみたいやつがあったんだ。実験台にさせろよ。」

「いいよ。どんなのが来るか楽しみ！」

　どれにしようかな。1発で颯太を倒せる技…んーあれしかないよね。

　でもなぁ、めっちゃ魔力使うんだよな。魔力コントロール苦手だし、そもそも魔法普段から使ってないし。

　ま、いっか。魔力無くなったらそん時の問題だし。

　やってみるか。