高専生、雄英に通ってます。2【ヒロアカ】【呪術廻戦】 (ページ15)

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４８　うん、瞬殺だねページ15

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　電話をすると乙骨はすぐ出てくれた。

「もしもしAちゃん？」

「はいAです。遅くなってすみません。今颯太に変わりますね。」

　乙骨にそう言ってから、颯太にスマホを渡した。

　颯太は少し緊張しているようだったけど、話しているうちに慣れたのか今では笑顔で話している。

　そんな弟を微笑ましく見ているとプレゼントマイクのアナウンスが聞こえた。

『ステージ乾かして次の対決！

B組からの刺客！！綺麗なアレにはトゲがある？！ヒーロー科、塩崎茨！！

バーサス！

スパーキングキリングボーイ！ヒーロー科、上鳴電気！！』

　第三回戦で初めてB組の人が出てくるのか。B組って何人出てくるんだろう？

「あの！申し立て失礼いたします。刺客とはどういうことでしょう？私はただ勝利を目指してここまできたのであり、試合相手を殺めるために来たのではありません。」

『ご、ごめん！』

「そもそも私が雄英高の志望を希望したのは、決して邪な考えでなく多くの人々を救済したいと考えたからであり＿＿。」

　うわー。そう言うのいちいち気にするんだ。生真面目だなぁ。

　プレゼントマイクも少し困ってるじゃん。まぁ、あっちが悪いから仕方ないけど…。

『と、とにかくスタート！』

　グダグダじゃん！

「これ終わったら飯とかどうよ？俺でよければ慰めるよ？」

「え？」

「多分この試合…一瞬で終わっから！」

　上鳴の個性って…帯電？だよね。まぁ、上鳴の個性は強いけど、調子乗りすぎだよ。

「無差別放電…130万ボルトォ！！」

　上鳴が放電した雷がB組の人の方へ向かう。

　けれどB組の人は至って冷静な表情まま振り返り、上鳴に背中を向けた。

　そしてB組の人の髪のツルが伸びて切り離され、ツルの壁を作った。

　その壁は放電を防ぎB組の人に当たらなかった。

　一方上鳴はキャパオーバーでウェイ状態になっている。

　そんな上鳴の元へB組の人の髪であるツルが伸びていき、アホになってる上鳴は避けれず、ツルに捕まった。

　ほらね。負けちゃった。

『瞬殺！あえてもう一度言おう。瞬殺！！』

「ニ回戦進出、塩崎さん！」

　うん、瞬殺だね。

　クラスメイトが勝利し、周りのB組メンバーはとても盛り上がっていた。