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４５ 入学おめでとう ページ47
五条side
「ね、A！試しに僕の名前呼んでみてよ！」
「……悟。」
Aと出会って初めて呼ばれた自分の名前はかつての親友を彷彿とさせる呼び方で驚きとほんの少しの戸惑いが顔に出てしまった。
「五条。これからはそう呼ぶから。敬語もやめる。それが五条の望むことなんでしょ。」
「……、はは。Aには敵わないな。」
本当にこの子は意を汲み取るのが上手い。
「A。入学おめでとう。」
「ありがとう五条せんせ。」
「先生呼びも悪くないね。」
「もう呼ばないから。」
終わり
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作者名：ゆずき | 作成日時：2021年6月21日 7時
