高専生、雄英生として認知されました。３【呪術廻戦】【ヒロアカ】 (ページ8)

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８５　紹介タイムページ8

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　そうだよ、雄英の体育祭って生中継されてたのすっかり忘れてたよ。よく覚えてるな。

　つーかコイツが宿儺の器？もっと傲慢な奴かと思った。

「てか先生、天宮の育ての親とか言ってたよね！！」

「はあ？！……待って、天宮ってあの天宮？！御三家に次ぐ呪術界の名家中の名家だった天宮？！」

　この子天宮家のこと知ってるんだ。

　あの家が栄えていたのはもう結構前の話なのに。

「はいはい。話はそれぐらいにしてご飯行こうよ。」

「ビフテキ！！」

「シースー！！」

「ファミレス！！」

「恵は？」

　男の子、女の子、私の順で行きたいところの候補を出したが、全員バラバラで意見がまとまらない。

　恵は特に行きたいところもないようで結局ジャンケンをして決めることにした。

「虎杖、天宮私はパーを出す。」

「「！！」」

「「「じゃんけんぽん！」」」

　私と虎杖と呼ばれた男の子はチョキを出し、女の子は宣言と違うグーを出した。

　女の子は銀座の寿司に行きたいと言っていたが、結局りっぱ寿司に行くことになった。

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　無事りっぱ寿司に到着し、5人でテーブル席に座る。

　私の両脇には茶髪女子と恵、向かい側にはピンク髪男子と五条が座っている。

　とりあえず寿司を注文した。運ばれてくる間の時間をどうするの？なんか気まずいんだけど。

　ていうか、私ピンク髪と茶髪の子の名前知らないんだけど。

「じゃあ、改めて僕の方からみんなの紹介しようか。質問は後からね。」

　手をぱんぱんと叩きながら話し出す五条を見ると先生みたいと考えてしまう。

「じゃあまず僕から！五条悟。君たちの担任。
好きなものは甘い物。みんな地方に行ったら甘い物買ってきてね。」

「天宮A。今は訳あって雄英に通っているけど、そのうち戻ってくるよ。」

「いつになるかわかんないけどね。」

「伏黒恵。恵とAは幼馴染なんだよ。」

「…。」

「虎杖悠二。この前宿儺の指を食べて宿儺の器になったよ。」

「よろしくな！」

「釘崎野薔薇。祖母ともめて入学が遅れたんだよね。」

「なんで知ってんのよ。」

「そりゃ教師だからね。」

　紹介の途中で寿司が来たので、寿司を食べながら聞いていたが、左側からの視線がうるさくて食べにくい。