プロローグ的な何か ページ3
私はスリッピー
私は死んだことがない
は？そんなのおかしい？
ま、そうなるだろう
私は…何故か死なないんだ
その代わりだ
私の沢山の友達が
私の目の前で…残酷に死んでいく
だが…みんなはすぐ蘇る
おかしなことに…死んだ時の記憶はないようで……
私は友達の死に様を目の前で
何度も……何度も何度も何度もみた
忘れられないんだ
目の前で……
呻き声をあげながら
私の方に手を伸ばし…助けを求める彼らが
まぁ、最近は慣れてしまった
最初は…泣いた…私の大切な人達が死ぬたび
わんわんと…
忘れられることもできず
それは何度も繰り返される
はぁ、これが地獄か
｢ねー！ねー！｣
｢ナッティー？どうしたの｣
｢お菓子しらない？｣
｢お菓子？｣
｢うん！そう！｣
｢うーん、私は知らないな…ごめんね
今は無理だけどまた今度お菓子買ってあげるよ｣
｢えへへへへ！ありがとう！じゃーねー
あはは！｣
嬉しそうにぴょんぴょん跳ねながら道路を渡るナッティー……
ぁぁ…気をつけないと…また…死んでしまう…
そこへ……
トラックが
ｸﾞｼｬｧ!!!
ナッティーを引いたことにも気づかず
血塗れのトラックはトンネルへと消えた
私の目の前には
臓器
血溜まり
骨
……やはり狂ってる
私に近づかなければ
みんなは死なないのでは？
そう思い
無視したりだってしてみたさ
でも、それでも君達は優しかった
何故……私に？……
私はもう…皆が死ぬところを見たくはない…
眠い
夢の中は平和だ
目の前でみんなが死ぬこともない
夢の中でなら死なない
夢の中でならみんなと仲良くお話できる
私は夢がすきだ
現実は嫌いだ
だがわたしは夜にしか寝れない
もう、ずっと眠っていたい
でもそれは…許されないのか？
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まるもち(プロフ) - こんにちは！最高でした！この小説を書いてくださりありがとうございます！ (2019年10月15日 20時) (
レス) id: 5f97428838 (このIDを非表示/違反報告)
青八木 零 - 貴方神ですね！！あ、あと英雄は男の人(大人)のほうが良いのでは？ハンディとかも！私もHTFの小説作ってますけど私のなんて糞です、貴方は神。これからも頑張って下さい！ (2018年12月31日 0時) (レス) id: f84d56da7e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：剪刀 | 作成日時：2017年12月6日 17時
