普通じゃないモノへの恋は難しい！！ (ページ9)

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え…先生として…いいの…！？ページ9

寧々「“16の書庫”･･･って知ってる？」

ヤシロさんがそう言った。

ほのか「し、知ってるけど…」

ま、まさか…！？

ヤシロ「行きませんか？」

やっぱり…！！！！

ほのか「い、いやっ！！わ、私怖い系無理なのっ！！み、皆で言っておいで！！」

ズサリズサリと後ろに下がって行くが…

ｶﾞｼｯ!!

実夢「ふふ、せーんせ！行きましょ…？」圧)

いやぁぁぁあっ！！

悪魔につかまったぁぁっ！！

光「おい、先生嫌がってるだろ！」

光くん…(ﾄｩﾝｸ)

実夢「ふふ…嫌よ嫌よも好きのうちよ…！」

光「そう…なのか…？？」

ちょっ！！こ、光くん！

寧々「早く行きましょ！」

実夢ちゃんに口を塞がれ、声も出ない。

ほのか「ﾝｸﾞｩｩｯｰ!!!」(助けてぇー！！！)

_____________In書庫

ほのか「ふぇぇ…やだぁ…(泣)」

光「お、おい…先生泣いちまったじゃねぇかっ…！」

実夢「いいのいいの！先生強いから！大人だし！」←

寧々「せ、ほのか先生…？嫌なら…((大丈夫ですよー！」そ、そう…？」

実夢ちゃんが勝手に大丈夫とか言ってるけど…

全く大丈夫じゃないって！！

うう…でも…監督責任はあるけど…

ほのか「やっぱり、帰りますぅ…採点あるし…(泣)」

クルリと踵を返す。………が。

実夢「ふふ…いいんですかぁ？土籠先生に言っても？」

ほのか「…」ﾋﾞｸｯ)

なんてことっ…この子はっ！！！

実夢「寧々ちゃんセンパーイ！実はぁ〜！ほのか先生、土籠先生にぃ〜こ・i((キャァァァァっ！！！！」

ほのか「お願いだからやめてぇぇえっ！！！」

実夢ちゃんの肩をグラングランと揺らすが、余裕そうにニヤニヤしている。

なんて娘なのっ…！！！

寧々「え…？ほのか先生が…土籠先生に…？？？」

ほのか「気にしなくていいからっ！！わかったから！！行くから！！文句ないでしょ！！」

あーもーっ！！！なんでなのぉ……！

違うのにぃいっ！！

寧々「あ…これ…？」

ヤシロさんが何か見てけたみたい。

光「それじゃあ行きましょう！」

実夢「うふふふふ…従順な光くん可愛いっ…！！」パシャパシャパシャパシャ)

光「やめろっ！！！先生もなんとか言ってくださいよ！」

ほのか「ふぇえ…無理ぃ…もうやだぁ…ﾋｸﾞｯ(泣)」

光「マジで泣いてるっ！？」

実夢「いっきましょーか！せーんせ♡」

実夢ちゃんは私の手を引いて不思議な扉に向かった。

でも…不思議な扉どころじゃなかった私だった。