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ほのか先生〜!!?!? ページ45

実夢視点

ほのか先生をからかおうと思ってからかわれてた時、いきなり先生がぶっ倒れて…!?

実夢「先生っ!!ほのか先生!!!!」

えーと、こういう時ってどうすればいいんだっけ!?

110番!?それとも119番!?

職員室の中は不運にも先生とわたしだけ。

なんでこういう時に限って!

どーすりゃいいの!?

…あ、土籠先生だ!

おそらく理科室にいるであろう、土籠先生を捕まえに、廊下をダッシュする。

予想通り、座って煙管を吹いていた。

実夢「土籠先生っ!ちょっと来てください!」

土籠「ア?なんだお前か」

実夢「大事な用があるんです!付いてきてください!」

土籠「やだよ、俺は忙しいんだ」

実夢「どこがですか!随分とまったりしてるじゃないですか!」

土籠「あーだる」

あーもうっ!この怪異というヤツは!

実夢「ほのか先生が倒れたんです!とにかく来い!」

土籠「何っ!?」

え、分かりやす。

実夢「こっちです!」

土籠先生が蜘蛛姿で追いかけてくる。

職員室についた先生は、ほのか先生を優しくお姫様抱っこ♡して、保健室に連れて行った。

保健室についても、相変わらずの心配顔でずっとほのか先生の顔を見ていた。

フフ、完全両想いじゃん。

実夢「では、後はごゆっくり〜♡」

わたしはウキウキでトイレ掃除に向かったのだった!

光「実夢!コレやる!」

トイレ掃除の時光くんが差し出してきたのは、

☆いちごクッキー☆

実夢「くれるの!?ラッキー!」

まさか全部聞いてるとは思わないだろうな…ww

クッキーはシンプルな丸型でピンク色のクッキー。

かじってみるとほんのりすっぱくて、口の中でほろほろくずれていった。

実夢「おいしい!ありがとう!」ニコ

寧々ちゃんセンパイがニヤニヤこっちをみてる。

花子「ほら〜二人ともイチャつかないで掃除してよー」

光,実夢「イチャ…!?」
光「ついてねーし!なぁ!?」
実夢「そ、そそ、そーだよ!おやつもらってただけだもん!」

なに言ってるの花子くん!そんなワケないじゃん。
光くんだって、迷惑だよ…。

なるべく光くんから離れて掃除してると、寧々ちゃんセンパイのモップに足を引っ掛けて、

実夢「わわっ!」
光「おお!?」

光くんに抱きつくような形になっちゃった!?

実夢「ご、ごめん!」

光「いや、別に…」

ヤバい、顔がめっちゃ熱い!

寧々「初々しいなぁ…」

花子「なに?ヤシロ羨ましいのぉ?ヤシロには、俺がいるじゃん」

あちらもあちらでイチャイチャしてるし!?

なんなの今日!

光くんの事意識しちゃうじゃん…

……暗い道。→←簪



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作者名:リガロ x他1人 | 作成日時:2019年8月21日 23時

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