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光くん変態ギワク ページ21

実夢視点

実夢「うふふ、これで映るかしら…!」
カシャ
撮った写真をじっと見る。
が、
実夢「なんで?映らない!」
花子「ナンデデショーネ」
寧々「花子くん状況は察したわ」
なんでよ…当たったから映るでしょ…もう!
実夢「はぁ、仕方ない。花子くんそれ脱いで」
花子「ぬ…!え?なんで!?」
実夢「洗うの!大丈夫、それ水性インクだし、しばらくわたしの上着着てていいから」
花子「ミムの服は着ない」
実夢「ショック」
実夢「もう!いいから学ランと帽子ちょうだい!」
花子「うう…」
花子くんはしぶしぶといった様子で学ランと帽子を渡してくれる。
実夢「じゃ、洗ってくる」
寧々「え?ここじゃないの?」
実夢「手洗い場狭いし、他の水道で洗って来ます」
そういって、わたしは花子くんの制服を洗いにいった。
うう、やっぱ水吸うと重いな。
乾くか?これ。汚れはすぐ落ちたけど。
実夢「花子くん、これ乾くまでちょっと待っ…え?」
トイレに戻ると驚くべき光景が。
なんと、(女子)トイレに、光くんが居たのだ!
実夢「え?光くん、やっぱり、へ、変態…?」
光「ち、違え!先輩を手伝いに来たんだ!お前こそなんでいんだよ」
実夢「今日からわたしもトイレ掃除のメンバーです」
光「うおっマジかよ…」
実夢「その反応ひどいなぁ」
光「はぁ、ていうか花子、お前、」
光「なんで服着てないんだ?」
花子ギクッ
実夢「あー、それはね〜」
かくかくしかじか
光「お前の発想すげーな」
花子「びっくりしたよ、ホントに」
んー、まあまあそんな事より、寧々ちゃんセンパイが全然しゃべってない。16時の書庫でももっとしゃべってたような…
どうしたのかな…
実夢「ね〜ね〜寧々ちゃんセンパイ、元気ないんですか?静かですね」
寧々ギクッ「え?そんな事ないよ?」
花子「そーそー、特に俺にそっけないよねー、ヤシロ?」
寧々「そうかしら?」
うー、なんか怪しい…
実夢ボソッ「16時の書庫でなんかあったんですか?」
寧々「え?なんでその事…」
花子くんにそっけないってことは、怪異関係であることと、すぐ考えつく。
で、最近怪異に関わったのが16時の書庫だから、と言うわけ。
実夢「わたしで良ければ話し聞きますよ、センパイ?」
寧々「そう?じゃあ源くんも、あとで、いい?」
光「あ、はい!」

手作りっていいね。→←しっかりして自分っ!!



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作者名:リガロ x他1人 | 作成日時:2019年8月21日 23時

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