episode.214 ページ14
□影光side
ピンポーン、そんな音が家の中に響いた。一体誰が鳴らしたんだ？
「誰だ？こんな時間に……ｯてライｯ！？」
赤井「Aはどこだ」
「奥にいるけど……ってどうしたんだよｯ！？」
ライはドカドカと鬼の形相で上がってきた。こいつやべぇぞ相当キレてやがる……
赤井「どこの部屋だ」
「と、とりあえず落ち着こうか、ライ;」
赤井「Aはどこだって聞いてるんだ ꐦ」
「こ、こっちです……」
Aの部屋に着き開けようとしたがやっぱり鍵が掛かってて。
赤井「どけ」
「……え」
赤井が足をあげたかと思うと目の前のドアを蹴破りやがった。え、ちょっと待ってドアはドアノブひねって開けるもんだぞ破壊するなよ。弁償しろよ。
遼平「なんの音だ？……ｯ！？」
修二「大丈夫？ｯてえぇぇぇぇぇｯ！？」
中を覗くとベッドの隅に布団を被ったAが座ってて。電気はついてなかったが酷い顔をしてるのが分かる。
赤井は彼女に近づいたかと思ったら布団を引っペがしやがった。
赤井「おい、A」
貴方「……」
赤井「Aｯ！！」
貴方「ｯ！？」
赤井「そこで何をやっているんだ」
貴方「……」
赤井「今都内はIoTテロで大混乱。怪我人が大勢出て病院も手が回らない状況だ。それなのにお前はこんなところで何をしているんだ」
貴方「わｯ……私……」
赤井「彼だって命をかけて今も戦っている。お前は何もせずここで何もしないのか」
貴方「……出来ないｯ……私にはｯ……」
赤井「なら、今までお前が助けてきたのは偶然だったのか」
貴方「……」
赤井「聞いた、メスが握れないと。だがな、今までお前はそのメスで何人の人達を救った？」
貴方「ｯ！？」
赤井「メスは使い方を間違えれば凶器だ。だが命を救うための道具にもなる。それを決めるのはA、お前次第だ」
「……」
赤井「俺は、お前にナイフを向けたアイツ等とはお前は違うと知っている。出来るはずだろ」
「……ｯ」
赤井「お前に出来ることは何だ」
「……病院行く」
「「「ｯ！？」」」
赤井「送ってやる、法廷速度は大目に見ろよ」
「はい｣
覚悟を決めた様な、顔は酷かったがいつもの目をしたAが見えた。
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ゆきな☆(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです( ´ ` *)今続編を用意してますので待っていただけると嬉しいです(*^^*) (2019年10月29日 10時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 面白すぎて一気読みしてしまいました!!主人公やキャラの性格、描写がめっちゃ好きです!! もし出来たら、その後の続編や短編見れたらなぁ〜と考えてしまいます… 長々となりましたが、これからも応援してます！！ (2019年10月29日 10時) (レス) id: 3c5aaa428f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - 猫耳は使い方によって兵器になるさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！ありがとうございます( ´ ` *) (2019年10月29日 9時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
猫耳は使い方によって兵器になる(プロフ) - 読みやすくて、とてもおもしろいです！書き方等、色々学ばせてください！ (2019年10月29日 9時) (レス) id: 92088eff8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ゆきな☆さん» わああああありがとうございます！嬉しいです！！ (2019年10月28日 19時) (レス) id: a029c04e11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2019年9月23日 11時
