episode.167 ページ17
□コナンside
さっきから遊んでいるのだろう、急所をわざとはずしてやがる。おかげでこっちは血だらけだ。
藤岡「最後にいいこと教えてやろう。
俺たちはあの橋の近くに止めてあるクルーザーでおさらばする。その直後、飛行船が爆破する。人質が居るキャビンにな」
「なにｯ！？」
藤岡「燃料タンクに仕掛けた爆弾はおまえが外したんだろうが、キャビンにはもう二つ爆弾が残っていたってわけだ」
「そうか、だから……」
奴らが爆弾を二つしか仕掛け直さなかった訳がようやく分かった。こうゆうことだったのか……ｯ！！
藤岡「だが、その前にお前等にはここで海の藻屑と消えてもらおうｯ！！」
奴の後ろには赤石海峡大橋が迫っている。タイムリミットはもうすぐ。
相手は銃を持った傭兵、プロだ。そんな奴に勝てる決定的なもの、そんなのどこにあるん……ｯ！？
「わぁ、ポートタワーが見える！六甲の錨マークも！すごいすごい！」
これで少しでも気をこっちに……
藤岡「ふん、そうやって気を逸らして俺の頭を橋桁に引っ掛けようってか？そんな幼稚な手に乗るか……ｯ！！」
そう言いつつ後ろの橋が来るタイミングで屈んだ藤岡。それと同時に藤岡の目の前に現れた金髪で褐色の肌の人物。そのまま彼の頬をぶん殴った。
「安室さんｯ！！」
藤岡「今のパンチ、結構効いたぜｯ！！」
安室「……ｯｯ！！」
藤岡と安室さんの殴り合いが始まった。
藤岡「お前ｯ何もんだ？この俺をここまでにするとは、なぁｯｯ！！」
安室「ｯ！？ただのｯ探偵ですよｯ！！」
藤岡「ｯ！？」
安室さんが藤岡と戦っている間に、入り口にサスペンサーを仕掛ける。
「安室さんｯ！！」
彼に合図をした瞬間にサスペンサーのボタンを押しサッカーボールを膨らませた。ボールはみるみる膨らんでいき大喬大橋に引っかかってそれを軸に飛行船が上に傾いた。
安室さんは素早く藤岡と距離をとって飛行船に取り付けられていた紐に摑まった。
飛行船が上がったと同時にボールを外し飛行船の船体が縦に。その衝撃で何も掴まってなかった藤岡は海に真っ逆さまに落とされたのだった。
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ゆきな☆(プロフ) - 7さん» 教えて下さりありがとうございます(><) (2019年10月22日 18時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
7 - すみません夢主が「お？これはまさか仮病か？〈ー の次の所の名前が安室さんじゃなく梓さんになってますよ！ (2019年10月22日 18時) (レス) id: e8d8d18e85 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - Jさん» こんばんはJさん！何回も読み直してくださるなんて！嬉しいです！ありがとうございます( ´ ` *) (2019年10月3日 19時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
J(プロフ) - こんばんは！ゆきな☆さんお久しぶりです！何回読み返しても飽きないですね！笑(≧∀≦)これからも頑張ってください！ (2019年10月3日 19時) (レス) id: 9ce90acf92 (このIDを非表示/違反報告)
yukari20164(プロフ) - 読ましていただいております。安室透との絡みをもっと増やしてほしいです。 (2019年10月3日 18時) (レス) id: 14e3d93c4f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2019年9月7日 16時
