episode.57 ページ7
◇貴方side
眉間にシワを寄せながら座席下にある爆弾を取り出す。
松田「しょうがねぇな、静かにしてろよ」
「無駄だよ、松田陣平さん」
松田「ｯ！？……無駄ってどうゆうことだ」
「いまパネルに映し出されるよ」
松田「……お前何者だ」
「ある人たちの妹でありただの医者だよ」
松田「妹？医者？」
その後、ガコンｯと音を立ててゴンドラが停まった。そして彼の電話が鳴る。電話だ。
佐藤『もしもし松田くん？松田くん！？』
佐藤刑事からの電話かな、松田さんが水銀レバーを見つけ絶対観覧車を動かさないように佐藤刑事に伝えた。
松田「ｯ！？……勇敢なる警察官よ、君の勇気を称えて褒美を与えよう」
パネルの画面に文字が流れてきた。
松田「もう一つのもっと大きな花火の在り処のヒントを、表示するのは爆発３秒前、検討を祈る……こうゆうことか、無駄って」
「そう」
松田「じゃ、なんでわかってるのに乗ってきたんだ。死ぬんだぞ」
「それはね松田さん、私はあなたを助けに来た」
松田「……は？お嬢ちゃんが何言って…」
お嬢ちゃｯ……ꐦ
私もう２５なんですけど。ねぇ、成人してるの。中身は高校生だけれども！！
「じ、じつはね、ある人から頼まれてね。あなたのよく知ってる人だよ」
通話中になっている私のスマホをスピーカーにした。
修二『よっ！じんぺーちゃんっ！』
松田「ｯ！？……どういうことだ」
「生きてたんだよ、世間的には死んだことになってるだけ。あと諸伏景光さんも」
松田「それを信じろと？俺に？」
「今すぐとは言わないよ、時間もないしね」
修二『次の爆弾場所、米花中央病院だ。もう見つけて解除してる途中。だからじんぺーちゃん、Aと一緒に脱出して！』
松田「こんな大観覧車でどうやって……」
修二『それはAに聞いて！じゃっ』
松田「ｯおい！てめｯ！！……切りやがった。で、どうすんだ。Aさんよ」
「信じてくれるの？」
松田「ここで何もしないよりお前に乗ったほうがいいだろ、帰ってぶん殴んなきゃいけねーやつもいるしな、２人」
あ、２人ともどんまーい。もし血が出たら私手当てしてあげるからね。
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ゆきな☆(プロフ) - 月切 蛍さん» コメントありがとうございます。喜んで頂けたようで良かった！嬉しいです！ありがとうございます！ (2021年3月30日 13時) (
レス) id: ccfc63a9dd (このIDを非表示/違反報告)
月切 蛍(プロフ) - すっごい作品に出会えました！こんなに良い作品を作ってくださりありがとうございます！！これからも読ませていただきます！ (2021年3月30日 13時) (レス) id: 34c99d5432 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます！どんどん続きを書いているので、これからもよろしくお願いします！ (2019年8月25日 18時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - めっちゃくちゃ面白いです！！！続きの話があることにここまで喜びを感じたのは初めて... (2019年8月25日 18時) (レス) id: a029c04e11 (このIDを非表示/違反報告)
J(プロフ) - またまた失礼します！さすがですね！また（よっしゃーっ）て思ってました(笑)面白かったです。続きを楽しみにしています！ (2019年8月24日 18時) (レス) id: 4c9f9f3930 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2019年7月27日 12時
