episode.6 ページ6
◇貴方side
なんだここ、デカくないですかこの病院。
敷地内の中に何十回建ての建物がいくつもあって繋がってるし、駐車場もめちゃめちゃ広い。
迷子常習犯の私がここに入っても大丈夫……？って思ってたけどさっきの運転みたいにこっちって分かる。
そして院長室に辿り着いた。今気づいたけどさ、もしかしてパパって院長先生？偉い人？ここに呼ぶってことはそういうことだよね？
高級感溢れる扉の前で深呼吸をし、ノックをすると、どっかの誰かさんのパパみたいなテンションで返事が返って来たので迷わず入る。
パパ「待ってたよAー！！！」
「う、うん……」
LINEでも凄かったけど直接会うともっと凄まじいなおい。
パパ「それでどうしたんだい、改まった話って？まさか恋人がっ！？それとも結婚！？出来ちゃった婚！？パパは認めないよ！！」
「いやいや違うから、とりあえず落ち着いて;」
てかどんな妄想だよ……
私はトリップではなくて、ちょっとした記憶障害としてパパに説明した。そしたらパパの目はうるうるで今にも泣き出しそうになってしまった。
パパ「そうか、そうか、辛かっただろう……大丈夫、パパが付いてるから！」
そう言って私の肩をばしばし叩くパパ。痛いんだけど。
パパ「そしたら困ったな……今日のオペ……」
「他の人じゃ出来ないの？」
パパ「これは難しいオペでね、これを100%成功させられるのはAをおいて他にいないんだけど……」
……え？
パパ「ここにいる重病患者さん達はA頼りに来てる人達。“神の手”の異名を持つAだよ？そりゃあ頼みたくもなるよね！」
……今までの私どんだけ凄いんだよ、神の手とかなんだし、え、トリップとか申し訳ないことしちゃったよ私。
うーんと唸りながらボードに貼られている黒い写真と睨めっこしているパパ。
「……ねえ、これさ――」
パパ「あぁ、確かにそういう術式の方が後遺症が残らず患者にとっても良い方法だ！」
……あれ？なんだか私の中に他に誰かいるみたいにペラペラと難しい医療用語が出てくる。
そこからは人が入れ替わったみたいに勝手にどんどん身体と手と頭が動いて、オペが始まり手術が進んでいき何事も無く終了した。
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ゆな(プロフ) - 椿さん» 本当だ！すみません直します！！教えてくださりありがとうございました！ (2022年1月21日 8時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
椿 - エピソード7、看護学校と書き間違えてますよ (2022年1月21日 0時) (レス) @page7 id: 08120a37fd (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - BAKAさん» 今日中にパス外そうと思ってますのでもう少々お待ちください(><) (2019年8月11日 8時) (レス) id: add1726a18 (このIDを非表示/違反報告)
BAKA(プロフ) - 続き読みたいです(´；ω；｀パスワード教えてください(´･ω･`)(´-ω-`)) ﾍﾟｺﾘ (2019年8月10日 23時) (レス) id: ab8b25bc31 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - 架印�靴気�» はい;そういうことでお願いします; (2019年8月5日 20時) (レス) id: add1726a18 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2019年7月15日 16時
