episode.110 ページ10
□五条side
伊地知「あの、五条さん………」
「性格悪いって思った？」
つい数日前に、あの子達が通ってる学校に特級呪霊が出たことは知っている。その学校の生徒が犠牲になったことも。
薫達は、そこら辺はまだあまり経験してないようだ。けど、呪術界にはよくそういったものが当然のように起きているという事を知らなきゃいけない。
それに、あの子達は溜め込むタイプのようだ。だから、ここで吐き出させなきゃね。その点に関しては、僕は優しいと思うよ。
少し時間が経ったら、地響きが。それも途切れることなく。
「わぁお、ありゃ相当だな」
赫ぶっ飛ばしてんじゃん、あ、こっちじゃ蒼だ。
伊地知「ごごご五条さん；」
んー？あ、茈だ。ありゃどっちが撃ったんだろ。お、あっちでも撃った。て事は２人とも茈が使えるって事だ。いやー優秀優秀♪
「ま、２人の好きなようにしてあげよっかね」
後片付けは伊地知にやらせればいい事だし。
「あ、また新しい制服用意しなきゃ。伊地知よろしく」
伊地知「えぇぇ；！？」
ここまでやってんだ、どうせボロボロにして帰ってくるだろうからね。着替えさせてから連れてくるべきだったな。Aスカートだし色々とアウトだろ。呪霊にパンツ見せちゃダメだからね？分かった？←
思ってた通りボロボロにして帰ってきた２人。あぁもぉ無理に笑わなくていいんだよ。そんな意味を込めて２人の頭を撫でてやった。
「お疲れ、二人共」
帰りにケーキ屋にでも寄ろっか、薫はショートケーキ？と聞くと口を尖らせるが反論はしてこない。
Aは何がいい？と聞くと、考えつつも笑いながらチョコケーキ！と言ってくれた。
「さ、帰ろっか！」
2人の手を取り、車に向かった。
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ゆきな☆(プロフ) - ひなりーズさん» コメントありがとうございます、ひなりーズさん！一気読みしてくださってとっても嬉しいです！更新頑張ります！ (2021年8月24日 8時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ひなりーズ - はい！！面白いです！ついつい一気読みしちゃいました！応援しまくってます！！！！それはもう、私の声援で世界が地響きを起こしパッカーンと地球が2つにわれちゃうくらいには (2021年8月24日 3時) (レス) id: 6820255b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2021年8月15日 10時
