episode.146 ページ46
◇貴方side
私の中の何かがブチ切れ、怒りに任せ術式を発動させていた。
もう頭に来たわ、この怒り、誰かにぶつけないと収まらない。
だいぶ苦労して、気にしてたものを………好みのタイプですって？ふっっっざけんなッ！！！！
目の前にいる大男は、数歩下がってから上半身の服を引き千切って構えだした。
東堂「貴方の為なら、何でも受け止めて見せるっっ！！！」
「………………わぁ、嬉しいなぁ…………………なら、遠慮はいらないよね？」
《術式反転・赫》
東堂「さぁ来いｯｯｯ！！！！！！！」
．
．
？「ストップ！！！！！」
？《止まれ》
後ろから、赫を作り出した手の腕を掴まれ、もう１人は捕まえるかのように胴体に手を回しもう片方の腕を掴まれていた。薫と恵君だ。そして、狗巻先輩も。
伏黒「騒ぎを起こすなバカ」
…………………だって。
薫「まじやめろ、高専壊す気かよ」
「……………」
仕方なく、術式を解いた。因みに、野薔薇と京都校の２人は恐ろしいものを見たかのようにこちらを見ていて。あ、ごめん。
「だって………お尻大きいって……………」
あー、と呆れ顔の薫。そして、
伏黒「あ”？」
あ、やっべ。キレた顔してるんだけど。そして、「あの、東堂先輩」と、こわぁい顔で呼ぶ恵君。
伏黒「好みのタイプとかは自由ですけど…………人の女にそーいう目で見るの、辞めてもらえます？」
ドスの効いた、人１人殺せそうな気配を滲みだしてる。ちょっと待って玉犬ポーズとらないで。騒ぎ起こすなってついさっき言った人誰よ。
東堂「ほぉ、以前つまらない男だと言ったが、撤回しようじゃないか」
伏黒「そんなの要らないんでさっさと帰ってください」
また来よう！とマイブラザー？を探しにあっさりと行ってしまった。そして、知らない内にあの２人もいなくなってて。
薫「そんな不機嫌顔すんじゃねぇよねーちゃん」
「……………ぶぅ。ってうわぁ！？」
いきなり、担がれた。恵君だ。ちょっと待って降ろせ！！てか薫さん野薔薇さん！！助けて！！手振らないで！！
そんな心の声など届かず恵君によってその場を後にされた。
．
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ゆきな☆(プロフ) - ひなりーズさん» コメントありがとうございます、ひなりーズさん！一気読みしてくださってとっても嬉しいです！更新頑張ります！ (2021年8月24日 8時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ひなりーズ - はい！！面白いです！ついつい一気読みしちゃいました！応援しまくってます！！！！それはもう、私の声援で世界が地響きを起こしパッカーンと地球が2つにわれちゃうくらいには (2021年8月24日 3時) (レス) id: 6820255b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2021年8月15日 10時
