episode.124 ページ24
◇貴方side
じゃあ高専案内してあげるよ、と建物を出た。伝統的な社寺ってこういうやつを言うんだろうね。なんか、京都の観光地にありそうな建物ばかりだ。
「私達って寮に入るの？」
五条「え？入らないよ？」
え？入るものだとばっかり思ってた。
ここって全寮制じゃないし、近くに僕らの住んでるマンションあるのに入る意味ある？と言われて。まぁそうだけど、果たして教師と同じ家に住んでてもいいのだろうかとも思ったけれどいっか。高い所にあるから飛ぶのが楽だし。
五条「それにさー、ご飯作ってくれる人いないじゃ〜ん」
おい、そっちが本音だろ。絶対そうだろ。
五条「いーい？君達二人は高専の生徒ではあるけれど、高専の保護下にはない。あくまでも
高専は、上層部の息のかかる所だからね、と。それはどういう意味か。
五条「そうすれば、牽制になるからね。さすがに最強の僕がバックについていて、特級術師である君達に手を出すなんてないでしょ」
確かに、そうだ。よっぽどの馬鹿じゃない限りね。
□薫side
「……………」
五条「ん？どったの薫」
「いんや、悟先生やる事幼稚だな〜って思っただけ」
んー？何の事？としらばっくれる。分かってんぞ、Aを寮に置きたくないだけだろ。だって、寮には恵がいるから。ちょっとした意地悪か。ほんと子供だなー。
ま、俺らを自分とこ置いといて周りに牽制してんのも分かるけどな。その点に関してはありがたいよ。
．
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ゆきな☆(プロフ) - ひなりーズさん» コメントありがとうございます、ひなりーズさん！一気読みしてくださってとっても嬉しいです！更新頑張ります！ (2021年8月24日 8時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ひなりーズ - はい！！面白いです！ついつい一気読みしちゃいました！応援しまくってます！！！！それはもう、私の声援で世界が地響きを起こしパッカーンと地球が2つにわれちゃうくらいには (2021年8月24日 3時) (レス) id: 6820255b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2021年8月15日 10時
