episode.114 ページ14
◇貴方side
通された部屋には、すでに二人が座っていた。
８０くらいいってる、のかな。そんなお爺ちゃん。てか、ピアス空けすぎだって。若い時不良だった？
それと、五条さんと同じくらいの歳の女性。巫女さんの様な服を着ていて顔に大きな傷が付いている。痛かっただろうなぁ。
？「半信半疑ではあったが、これは驚いたわい」
さ、座って。と女性に促され静かに座る。この人達、呪術師なんだよね。そしたらここには３人か。怖いな。こんなに呪術師に囲まれるのは。
庵「私は、庵歌姫。呪術学校の京都校で教師をしている準１級術師よ。そしてこちらは、京都校の楽巌寺学長」
そう紹介され私もすぐに一ノ瀬Aです、と自己紹介。
庵「貴方を呼んだのは、他でもない呪術学校の件についてよ」
京都校の学長、と聞いた時に予測はしていたけれど本当に来るとは。しかもちょっと強引だったし。
庵「貴方には弟がいたわよね、二人で京都校に来ないかしら。それ相応の待遇はするし、きちんと学べる環境にいた方がいいと思うわ。そうすれば、呪術師としてもどんどんレベルも上がる。どう？」
…………………この人、私が今すぐ呪術師になる前提で言ってくるな。あれか、内心さっさと呪術師になれよ的な？
「それ、本当に私達の為だけに言ってます？」
えっ……そう驚いた顔をしてきた女性。この人、顔に出やすいんだな。
「図星ですね、私を捕まえてどうしたいんです？六眼と無下限呪術が欲しいんですか？五条家の重要人物である私を手に入れて何に利用する気です？」
そ、そんな事……と焦る女性呪術師。
庵「そ、そうじゃなくて、貴方はこれから五条家の名を背負っていくんだから、プレッシャーとかあるかもしれないけれど、こちらの学校で自信を付けられれば多少なりとも………」
……………は？何言ってんの、さも当然のように。五条の名を背負うですって？のしつけてお返ししてやるわ。
落巌寺「お主は、今まで良いとは言えぬ境遇だったと聞いた。五条家では生き辛いのではないのかの」
いや、別に。ぶっ壊してきましたし。
落巌寺「後ろ盾として、ワシがついてやろう。多少なりとも手を貸すことも出来る。どうじゃ」
上から目線のジジイだな、ついてやろう、だなんてさ。
「いえ、結構です。私は今の生活が気に入ってますので」
ピシッと空気が凍り付いた。
？「こちらにいらっしゃいましたか、
．
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ゆきな☆(プロフ) - ひなりーズさん» コメントありがとうございます、ひなりーズさん！一気読みしてくださってとっても嬉しいです！更新頑張ります！ (2021年8月24日 8時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ひなりーズ - はい！！面白いです！ついつい一気読みしちゃいました！応援しまくってます！！！！それはもう、私の声援で世界が地響きを起こしパッカーンと地球が2つにわれちゃうくらいには (2021年8月24日 3時) (レス) id: 6820255b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2021年8月15日 10時
