episode.106 ページ6
◇貴方side
それから、硝子さんと別れて野薔薇を探すことになった。外では極力誰かといないといけないし、五条さんは任務だからと彼女が申し出てくれたのだが、中々連絡が付かなくて。
高専にいるはずなんだがな、と硝子さんが言っていたので、自分で探すことにした。迷子にならないよう気をつけなければ。
？「おや？」
……ん？CV.櫻井孝宏さん……？振り向くと、ぽかんと口をあんぐりしてしまった。
夏油「君、もしかして悟の恋人さんかな？」
夏油さんだぁ〜〜〜〜〜！！！！やっぱり生きてた！！ここにいるって事は元気に呪術師やってるって事だよね！！！呪詛師にならなかったって事だよね！！！
夏油「？？？」
「あ、えっと、東雲Aです。……五条さんの、か、彼女、です……」
は、は、恥ずかしい……自分から言うの……！！
夏油「やっぱりね。私は夏油傑だ。よろしく」
……ん？やっぱり？
夏油「ん？何で分かったかって？そんな独占欲丸出しのアクセサリーを身に付けていて、高専にいるんだから分かるに決まっているさ」
あぁ、確かに。これ、五条さんの瞳の色だもんね。
夏油「そうか、君がか。悟もやるね、こんなに美人な彼女を捕まえるなんて」
び、び、美人！？
夏油「悟のために作っているあのお弁当、とても健康そうで感心したよ。もしよかったら私にも……
？「ダメ」
夏油「おや、来たか。悟」
いきなり後ろから声と共に手が回ってきて頭上に顎かな？が乗せられた。五条さんだ。
夏油「任務だったんじゃないのか」
五条「Aが高専に来てるんだからすぐに終わらせたに決まってるじゃん」
夏油「いつもそれだと助かるんだけれどね」
五条「煩い。それで、Aは用事は終わったの？硝子に相談があったんでしょ？」
え”っ……何で知って……？
五条「相談なんて、僕にしてくれればよかったのに……」
夏油「悟、女性同士とでしかできない相談もあるんだから、そこまでにしな」
む〜〜〜、と不機嫌になってしまった五条さん。も、もう帰りましょう？と言うと、頷いてくれて一緒に歩き出した。あとで野薔薇に伝えなきゃ。
あと、今日の夕飯は五条さんの好きなものにしようかな。
抱き付いて、『悟』って呼べば一発、かぁ……
五条「ん？どうしたの？」
「え、あ、いや。何でもないです……」
．
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 827人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆな(プロフ) - しろりんさん» いつもコメントしてくださりありがとうございます、しろりんさん！どちらの実家も一筋縄ではいかなそうですからね。たぶん五条家の方は何か言われても力技で解決かな？ (2023年4月10日 20時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - このお話も修正お疲れ様です！五条先生の夢主ちゃんへの愛がスゴすぎる…。家に挨拶するって言ってたけど…ホントになにする気だろ…？(๑´^`๑) (2023年4月10日 20時) (レス) @page50 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - しろりんさん» 本当だぁ！？教えてくださってありがとうございます！！実はこっちも修正したいと思っていたんですけど余裕がなくて……余裕が出たら絶対直します！！ (2023年1月10日 18時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - よく見たら、悠仁くんの名前１〜３まで全部悠二になってますね...私はこのままでいいですけど...。 (2023年1月10日 17時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - しろりんさん» 申し訳ありません！！すぐに直します！！ご報告ありがとうございます！！ (2022年2月20日 9時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆな
| 作成日時：2021年7月23日 18時
