episode.120 ページ20
◇貴方side
ぼんっ、と音を立てて顔の温度が上昇して噴火したようだった。最愛、最高、……婚約者……
五条「A、僕と結婚したい？」
「け、結婚、ですか……」
五条「こんなにいい男、捕まえといたほうがいいよ？絶対後悔するから。てか僕がAの事捕まえておきたいんだけどさ。Aはどう？」
結婚……結婚……今まで結婚とか考えた事なかった。……というか早すぎませんか。だって、付き合ってからあとちょっとで１年。うん、短い気がする。
「結婚って、ちゃんと考えた事ないですけど……五条さんと、ずっと、い、一緒に居たいな、とは思ってます……」
五条「(え、どうしよう可愛いA可愛い過ぎる絶対これ以上ないってくらい一生幸せにする)
僕も一緒だよ。だけど、ちょっと早すぎ？そしたら約束だけにしよっか。あ、もうすぐにでも籍入れちゃってもいいよ？僕大歓迎♡Aが奥さんだなんて、やっば興奮する」
待って待って待って待って！！！五条さん落ち着いて！！！
そう言い出した本人は、明日休みだから指輪買いに行こーねー♪と抱き締めてきた。
結婚、かぁ。両親の事があったから、結婚ってそんな大切なものって思ってなかったからなぁ。
今までの職場でも、既婚者の人達からそんな話聞いた事なかったし。
でも、五条さんと……なんか想像出来ないな。
でも、嬉しい気持ちはある。
そして、夜。
今日は本当に疲れてるんだから早く休まなきゃといつもより早い時間に半強制的に寝室に連行されてしまった。
が、一向に眠れない。
いや、このまま眠りたくない。が正解か。
九条さん、だっけ。悪夢って言ってた気がする。目を閉じた時、またあの豹変した両親が出てこないか怖くなってしまった。
あの術式は解いてもらったのに、それでも怖いだなんて。
まぁ私は呪力がない一般人だから仕方ない、とは思うけれど……怖いものは怖い。
五条「A」
上を向いていた私を、くるっと左にいる五条さんに向かせられてしまった。目の前には五条さん。
五条「だいじょーぶ、僕最強だからAの夢の中まで助けに行けられるよ」
だから、ゆっくりお休み。そう言われ頭を撫でられる。そこまでお見通しでしたか、すみません。
というより、最強ってそこまで出来るのか……？とか考えていたら、すぐに眠りに落ちた。
その日は、心地いい眠りとなった。
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ゆな(プロフ) - しろりんさん» いつもコメントしてくださりありがとうございます、しろりんさん！どちらの実家も一筋縄ではいかなそうですからね。たぶん五条家の方は何か言われても力技で解決かな？ (2023年4月10日 20時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - このお話も修正お疲れ様です！五条先生の夢主ちゃんへの愛がスゴすぎる…。家に挨拶するって言ってたけど…ホントになにする気だろ…？(๑´^`๑) (2023年4月10日 20時) (レス) @page50 id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - しろりんさん» 本当だぁ！？教えてくださってありがとうございます！！実はこっちも修正したいと思っていたんですけど余裕がなくて……余裕が出たら絶対直します！！ (2023年1月10日 18時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
しろりん(プロフ) - よく見たら、悠仁くんの名前１〜３まで全部悠二になってますね...私はこのままでいいですけど...。 (2023年1月10日 17時) (レス) id: 2a6843f9ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - しろりんさん» 申し訳ありません！！すぐに直します！！ご報告ありがとうございます！！ (2022年2月20日 9時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2021年7月23日 18時
