episode.10 END ページ10
◇貴方side
彼との会話は楽しかった。お酒も進みそうになっちゃったけど、彼が駄目ですよと制限してくれるから昨日みたいになる事も無くて。イケメンなうえに強くて気遣いまで出来るなんてスパダリ過ぎる。
「あはは、こんなに楽しくお酒飲んだことありません」
金髪「そうですか、僕もこんなに楽しく飲んだの久しぶりですよ。たぶん、貴方だからでしょうね」
……………………え？
金髪「今日、連れまわしてしまいましたが、僕も結構楽しかったですよ。……………君の事、もっと知りたいな」
「！？」
金髪「って、思いました」
彼のスカイブルーの瞳が、私を捉える。すごく、優しそうな目だ。
金髪「ついさっき、言いましたよね？僕が、貴方を独占してもいいですか？」
…………そういえば、レストランで………元婚約者に遮られたけれど、確かに言ってた。
金髪「別に、縛りたいわけではありません。元婚約者みたいに無理しなくてもいいし、好きなことをしてもいいんです。ただ、僕が近くにいたいだけですから」
せっかく婚約者から解放できたんですから、勿体ないでしょう？と言ってきて。
「えぇと………それって…………？」
金髪「えぇ、これからも、親しい間柄になりたいって事ですよ」
な、成程。
「助けて頂いたのですから、恩返ししたいです。なので、これからよろしくお願いします」
えぇ、こちらこそ。と微笑んでくれた。けど…………
「………；/////////？？」
金髪「どうしました？」
頬に手を添えられて、嬉しそうに撫でてきて。え、ちょっと待ってください………/////；？？？
金髪「あぁ、そういえば自己紹介してなかったですね。
僕は、
まぁ、いろいろあって普段は安室透の名を使ってるんですけど………こっちの名前はAさんだから特別です。
これから、よろしくお願いしますね。___________Aさん」
耳元で囁かないでぇェェェェェェェｯ////////////
私は、色々と危機を感じた。
これから、どうなってしまうんだ、と。
《完》
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これまで読んでくださってありがとうございました。いかがだったでしょうか。
コメント、評価してくださった皆様、ありがとうございました！
他のコナン作品や、呪術廻戦の作品もありますので読んで頂けると嬉しいです。
ゆきな☆
終わり
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作者名：ゆな
| 作成日時：2021年9月20日 15時
