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episode.42 ページ42

◆夏油side



貴方「ここは君達の家だ、私の家ではない。私の事はただの遠い親戚のお姉さんだと思ってくれ」


そんな言葉に、彼らは戸惑いを見せた。


貴方「人間とは、とても強い者だ。時代は流れ、私の生まれた時代とだいぶ変わったこの時代。便利なもので溢れ、成長し続ける。それは、人間達の力だ。

君達だって一緒だ。私がいなくたって君達が互いに手を取ればきっとこの家を、自分達の家族を守れる。表舞台が何だ、誇りがなんだ、一番大切なのは命を守る事だ」


まぁ、私も血は僅かだが繋がっているから家族と言えるかな。でもここは君達の家だからね。ただ家に土足で入るような事はしたくないよ。と笑う彼女。


貴方「何かあったら言ってくれればいい、後は君達で頑張ってくれ」


その言葉に、彼らは言葉をつぐんだ。まぁ、いきなり当主が変わってしまったら、いざこざが起こるのは目に見えてる事だしね。


貴方「じゃ、応援しているよ」


じゃーね。と私の手を取りその部屋を出ていったのだった。










「楽しそうだね」


貴方「そうだね、姉上の家族に会えたんだもん」


でも、悲しそうな様子だ。きっと、寂しいんじゃないかな。そう思い頭を撫でてあげた。


貴方「今は傑と悟がいるから、寂しくないよ」


その言葉が貰えて、私もとても嬉しいよ。その気持ちを込めて、抱っこをしてあげた。驚いてはいたけれど、でも楽しそうで。


貴方「さて、私は見守りつつこの時代を楽しく生きていこうかな」


やる事やって、自分の人生を謳歌する事にするよ。そう言う彼女は、とても晴れやかだった。


まさかこんな時代に転がり込むなんて事、滅多にないから戸惑いもある。けど、楽しく生きなきゃ勿体無い。なんて彼女らしいな。



さ、帰ろうか。と、伊地知の車に向かったのだった。


.

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設定タグ:呪術廻戦 , 五条悟 , 夏油傑
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ゆな(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます。実は、五条悟と夏油傑ダブルにしようと思ってるんです。申し訳ありません。 (2021年12月23日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ゆなさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2021年12月23日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - threelillyさん» お気になさらず!ご報告ありがとうございます! (2021年12月14日 13時) (レス) id: ccfc63a9dd (このIDを非表示/違反報告)
threelilly(プロフ) - ごめんなさい!スクロール左手でしてたら低評価のところを触ってしまいました。取り消しができないのでコメににて失礼します。 (2021年12月14日 13時) (レス) @page40 id: b1e8cf5f33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 黒猫。さん» コメントありがとうございます。わぁ、嬉しいです!これからも可愛い夢主ちゃん書けるよう頑張りますね! (2021年11月22日 9時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆな | 作成日時:2021年10月31日 8時

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