episode.40 ページ40
◆夏油side
貴方「私は江戸時代の人間、こちらの時代にまだ馴染めないでいる。そんな世間知らずの私を当主にね……さては私を操り人形にでもするつもりかな?」
冷ややかな空気が流れてくる。
私はこれを何回か体験している為これで済んでいるけれど、目の前にいる男性や他の風魔の人物達はカタカタと体を震わせ、視線を合わせられずにいて。指一本動かせない様子だ。
貴方「私は、過去の人間だ。だからこそ、その役目を背負う権利はない」
不知火「で、ですが……貴方様は風魔一族を担っていく『風魔小太郎』の名を受け継ぐ方でございます……!!」
貴方「……あぁ、そうか」
『風魔小太郎』は私からはいないのか、と納得していて。彼女は武器庫呪霊から何かを取り出した。それは、短剣の様なクナイ2本。風魔小太郎の名と一緒に受け継がれるものなのだそうだ。
これは、彼女が所持していた為一緒に獄門彊に封印されていた事になる。その為、風魔小太郎は7代目の彼女で止まっていたという訳だ。
貴方「そうか、こりゃ困った」
風魔小太郎は名誉ある名。だが誰かに受け継がせようにも、知らない者ばかりだ。この人に丸投げしてしまおうか、と言いたそうな顔をしていたけれど、それは駄目だよ、と彼女に目で伝えた。
.
1627人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆな(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます。実は、五条悟と夏油傑ダブルにしようと思ってるんです。申し訳ありません。 (2021年12月23日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ゆなさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2021年12月23日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - threelillyさん» お気になさらず!ご報告ありがとうございます! (2021年12月14日 13時) (レス) id: ccfc63a9dd (このIDを非表示/違反報告)
threelilly(プロフ) - ごめんなさい!スクロール左手でしてたら低評価のところを触ってしまいました。取り消しができないのでコメににて失礼します。 (2021年12月14日 13時) (レス) @page40 id: b1e8cf5f33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 黒猫。さん» コメントありがとうございます。わぁ、嬉しいです!これからも可愛い夢主ちゃん書けるよう頑張りますね! (2021年11月22日 9時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ゆな | 作成日時:2021年10月31日 8時