episode.20 ページ20
◇貴方side
「お、おかえりなさい」
赤井「！？」
赤井さんが帰ってきたのか、玄関を開ける音がしてすぐにリビングに入ってきた。
私を見た瞬間、驚いた顔をしていて。
赤井「髪、切ったのか」
そう言いながら近づいてきてよーく見てくる赤井さん。
「似合って、ませんか？」
赤井「いや、とてもよく似合っているよ」
「！？」
そ、その笑顔眩しすぎる………バ○スｯ！！しかもそこからの頭ポンポンはダメだってぇ！！
赤井「……指輪、してくれたのか」
「あ、えっと……置いてもらってる身ですので、ちゃんと奥さん役やらなきゃと思いまして……」
赤井「そういうのは気にしなくていいと言ったが、それはそれで嬉しいものだな」
「へ……」
赤井「ありがとう」
完全に、頭がショートした。口をぽかんと開けてしまい、何とか顔を赤くするのは阻止した。偉い、私。
ご、ご飯にしますね！！と逃げてしまった。笑い声が聞こえたのは無視しよう。ちなみに今日のご飯は照り焼きチキンだ。
「持たないな、これは」
赤井「何がだ？」
いきなり後ろからの赤井さん！？気配を感じなかったんですけどぉ！？
赤井「これ、美味しかったよ」
と、渡してくれた空っぽなお弁当箱。
全部食べてくれたのか、頑張った甲斐あったな。ありがとうございます。
赤井「あぁあと、君も�狎岼罩瓩覆里世�ら、俺の事は赤井と呼ばないでくれると助かる」
「……え」
赤井「俺の名前、知ってるだろ？そっちで頼む」
……マジですか。
赤井「さ、呼んでくれ」
「えっ今ですか！？」
赤井「ダメか？」
「……れ、練習しておきます……」
赤井「ククッ、君は本当に面白いな」
「ごっご飯できましたよっ！！！」
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 203人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ゆな(プロフ) - まるまるさん» コメントありがとうございます！うわー嬉しいです！私も頭の中妄想劇で大変でした笑 (6月10日 14時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
まるまる - にやにやしちゃいます面白いです (6月10日 14時) (レス) id: b7ec0be2b5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - 浄化の矢さん» ご満足いただけたようでよかったです。有難うございます！ (2021年6月30日 13時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
浄化の矢(プロフ) - 私のわがままで作っていただいて感謝しかないです。ありがとうございます＼(^_^)／楽しく読ませていただきました。他の話も読みたいと思います (2021年6月30日 13時) (レス) id: 3362a0b5fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ぷぅさん» コメントありがとうございます。最後までお付き合いいただきありがとうございました。 (2021年6月30日 13時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ゆな
| 作成日時：2021年6月11日 15時
