【呪術廻戦】ざまぁみろ。

episode.6 ページ6

◇貴方side



「はぁ？任務だって？」


式当日、一緒に来てくれるはずだった五条が任務で少し遅れるという電話を入れてきて。おいゴラ自分で言ったんだろ、安心してとか言ったのどこのどいつだ。



五条『ごめんね〜、すぐ終わらせて行くからさ』



それまで待っててよと言ってきて、私は今猛烈にお前に腹パンしたい気分だよ。


とりあえず、その制服のまま来るなよと伝え電話を切った。







陽菜乃「皆来てくれてありがと〜！」


式の前にいきなり呼ばれたかと思ったら、連れてこられたのは花嫁姿の今日の主役の一人。佐原陽菜乃だ。あぁ、今日で戸村になるのか。私を半強制的に参加させた張本人である。


私は高専には２年の途中から転入してて、１年半は一般の高校にいた。今ここには、その２年生の時のクラスメイトの女子数名が集まっている。


私にとっては、だいぶ久しぶりになる。だって高専に入学して殆ど一般人とは連絡をしていなかった。あぁ因みに、卒業してバッタリ会った人はいたけれど。それが元カレでもある。


陽菜乃「新婚生活楽しみなんだ〜！」


女子「私ハネムーンでね、____________________」


ちょっと待て、ここにいる女子で花嫁である陽菜乃と私だけ左手の薬指に指輪をしていないのだが。そう、このメンバーは結婚している人達の集まりだという事だ。


陽菜乃「A」


……一気に私の方へ視線が集まる。


陽菜乃「結婚するって凄く幸せな事だから、Aもいい人見つけなよ！」


あははー、勝ち組ってか。それ奪ったのどこのどいつだよ。




それから式はスムーズに行われた。凄く凝ってて、さも前から時間をかけて準備してましたよ感漂ってて。滑稽。


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