episode.133 ページ33
◇貴方side
「A」
貴方「ひゃいっ……」
「ちゃんと戻って良かったよ」
貴方「あ、はは。嬉しいです」
「好きだよ」
貴方「〜〜〜〜〜〜ｯ！？」
「ちゃんとした姿のAに言いたかったよ」
貴方「ｯ…降谷、さん……」
「零」
貴方「え」
「零って、呼んでくれ」
貴方「……ﾚ、ｲ、サン……」
「ははっ、聞こえなかったな？」
貴方「えぇ！？」
「聞きたい、零って、呼んで」
貴方「〜〜〜〜〜〜〜〜〜ｯ零サンｯ！！」
やばい、滅茶無茶可愛い……
堪らなくなってもう一度口を塞いでしまった。
貴方「ちょ！？」
これが、幸せというやつなのだろうな。
少し前の俺は、思いもしなかった。
君と出会ってから、世界が一変したよ。
信じられない位に。
もう、戻れない位に。
「もし、向こう側へ帰ることになったとしても絶対に離してやらない。いや、離してやれないだろうな……」
貴方「え？何か言いました？？？」
「ん？何でもない。ただ、もう無茶はしてほしくないと思っただけだ」
貴方「あーっと、はい……」
「本当か？」
貴方「……善処します」
はぁ、まぁ君はそういう子だったな。
「じゃあ、ずっと俺の傍にいてくれ」
貴方「えぇえ！？」
「今回みたいに面倒ごとに首を突っ込まれては心臓がいくつあっても足りないくらいだからな」
貴方「……」
「もう俺は、君なしでは駄目みたいらしい」
貴方「えっ」
「だから、いてくれ」
貴方「わ、わ、たしも……」
「ククッ。そうか、嬉しいよ」
俺はもう、君以外何もいらない。
それくらい、愛してる。
貴方「……降谷さん？？」
「零」
貴方「あっ、零、さん」
「あぁ。さ、帰ろうか」
貴方「はいっ」
.....Fin.....
■□▪▫■□▫▪■□▪▫■□▫▪■□▪▫
ここまで読んでくださりありがとうございました！
なんか、凄い強引な終わらせ方だったような気もしますが。
けど、ここまで長編になるとは思わなかったので正直吃驚してます。
ここまで読んでくださった方々、そして今までたくさんのコメントや高評価、お気に入り登録をしてくださった方々、ありがとうございました。
ゆな
終わり
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ゆな(プロフ) - 雨樂さん» 素敵なコメントありがとうございます。嬉しいです！ (2022年10月9日 12時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
雨樂 - 一気読みしちゃいました、面白かったです！ (2022年10月9日 11時) (レス) id: 11e737edc5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - トパーズさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけてとても嬉しいです！頑張ります！ (2021年5月6日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
トパーズ - 物凄く面白かったです！素敵な物語でした！書いてくれてありがとうございます！これからも他の作品頑張ってください！ (2021年5月6日 4時) (レス) id: 09b28cb614 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ぷぅさん» そう言ってもらえて嬉しいです(^-^)こちらこそありがとう！ (2021年1月31日 19時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2020年11月7日 14時
