episode.30 ページ30
◇貴方side
江戸川「わー！Aお姉さん久しぶり！！」
「……久しぶり」
ポアロに着くと、扉前でバッタリ会ったこの猫かぶり小僧。まるで、狙ってたみたいに現れたのだ。
江戸川「何回も連絡したのに、出なくて心配したんだよ？でも元気そうで安心した！」
あ、そう。
江戸川「早く入ろーよ！」
そう言い、私の手を取り扉を開ける自称小学生。そして中にはちゃんと安室さんがいた。
安室「いらっしゃいませ！Aさん！！来てくれたんですね！……コナン君もいらっしゃい！」
江戸川「(ははー俺はついでか)」
そうして引っ張られカウンターに。さて、今日は何にしようか。お腹空いた。安室さんが作ってくれたご飯ちゃんと食べたけれど、３日以上くらい食べてなかったかもしれないからお腹が空いて困っている。
江戸川「僕オレンジジュースとレモンパイ！」
「ミルクコーヒーと、カラスミパスタお願いします」
安室「畏まりました」
いつものニコニコ顔で作り出した。これは営業スマイルというやつか。
江戸川「ねぇねぇ、昨日は楽しかった？」
「……」
安室「……」
「どれを言っているのかな？」
江戸川「だって、安室さんと出かけたんでしょ？」
「コナン君、何で知ってるのかな？」
江戸川「安室さんから聞いたんだ！と〜っても楽しみにしてたから！」
安室「(おい)」
「コナン君に教える意味があるのかな？」
江戸川「えぇ〜、教えてくれないの？」
小学生スマイル。この猫かぶりが嫌なんだ、ムカつくから。
「出かけてないよ」
江戸川「……え？」
「昨日はすみませんでした、安室さん」
安室「いえいえ、元気になられてよかったですよ。それより、あまり無理はしないでくださいね」
「……はい」
江戸川「……？？？」
ほら、困惑してる。首突っ込むからだ。
．
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ゆきな☆(プロフ) - paruさん» コメントありがとう御座います！嬉しいです！ (2021年5月22日 9時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
paru - めっちゃ好きです！凄く面白かったです！ (2021年5月21日 21時) (レス) id: 43a47d8e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆきな☆
| 作成日時：2020年11月6日 11時
