episode.26 ページ26
◆安室side
江戸川「安室さん、何かあった?」
「ん?どうしてだい?」
夕方のポアロ。
カウンターに座った彼にそう聞かれた。
因みに梓さんは休みで、客もいない。店には僕とコナン君だけだ。
江戸川「何だか、そわそわしてスマホ何回も見てるなぁ、って思ってさ。安室さん、明後日のシフト休みにしてもらったんでしょ?何かあるの?……Aお姉さんと」
「おや、どうして知ってるんだい?」
江戸川「梓さんに聞いたんだぁ!あのね、またAお姉さん達とポアロでご飯食べたいなぁって思って!安室さんの為に聞いておいたんだよ!安室さんの為に!」
「……」
こいつ……
江戸川「でもね?連絡してもAお姉さんとは繋がらなくて、凛お姉さんに連絡したらなんだか凄く忙しそうだったんだ。何かあったのかな、安室さん知ってる?」
「さぁ、知らないなぁ。残念だったね、コナン君。じゃあ蘭ねーちゃんと来なよ。上だからすぐ来れるよね?」
江戸川「……うん、そうする!」
実は、僕も連絡がつかない。
仕事だろうか、それとも何かあったのだろうか。
一応風見にも聞いたが知らないと言っていた。
一緒にスイーツビュッフェに行くのは明後日。これは約束した日に決めた。だが、それから何回か連絡したが繋がらなかった。
心配だが、家に行くのはやめておこう。また明日、連絡しようか。
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ゆきな☆(プロフ) - paruさん» コメントありがとう御座います!嬉しいです! (2021年5月22日 9時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
paru - めっちゃ好きです!凄く面白かったです! (2021年5月21日 21時) (レス) id: 43a47d8e0f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきな☆ | 作成日時:2020年11月6日 11時