episode.40 ページ40
◇貴方side
大学の帰り、早い時間に終わったのでちょっとぶらぶらしようかなと歩いている時に、声を掛けられた。知らない人が二人。
男「ねぇねぇ、今一人？」
「えっ」
男「なら、俺らと一緒に遊ばない？」
男「連れ、いないんでしょ？」
「え、えぇと……」
男「ほら、一人じゃつまらないだろうし！」
男「ほら、行こ！！」
あ、やばい。
腕を掴まれそうになった時、その前に誰かがその手を掴んだ。
？「彼女に、何か用かな？」
「「「えっ……」」」
背の高い、知らない人だった。
？「遅くなってしまってすまなかった。それで、君達は？」
男「え、えぇと……」
男「ちょ……」
あ、行っちゃった。
？「これでいいだろう、君も大変だな」
「あ、の、助けて頂いてありがとうございました」
？「何、大したことはしていないさ」
わぁ、美形。ハーフの方かな……？
？「おや、その袋」
「あ、これですか？」
？「あぁ、確かタルトの美味しいお店だったな。種類の豊富な」
「あ、はいそうです。直ぐそこの」
？「なるほど、最近俺も食べる機会があって気に入ったんだ。以前は甘いものはあまり食べなかったんだが、よければ他にもおすすめなお店があれば教えて欲しい」
「えっ」
？「君は甘い物好きだろうからな。その箱も大きいという事はたくさん買ったのだろうし、まぁ誰かと食べるのだろうが、それも持っているしな」
ついさっき買った有名な珈琲屋さんのフラペチーノを指差した。
「そうですね……ここの近くにある、＿＿＿＿というお店がおすすめです。チーズケーキが美味しいですよ」
？「ほぅ、チーズケーキか。行ってみよう、教えてくれて感謝するよ」
そしたら、またまた男の人の声。
これは、よく知ってる人の声だ。
降谷「A」
「あ、零さん」
？「ほぅ、知り合いだったか」
「え？」
降谷「A、危ないからこっちへおいで」
あ、危ない？それになんだか、零さん笑顔が怖い？
「……お二人はお知り合いですか？？？」
？「まぁ、そ…」
降谷「いいえ」
？「…ククッ、相変わらずだな」
……？？？
降谷「さ、帰ろうか。ここに居たら危ないからね」
危ない？？？
降谷「さ、こっち」
「わ、あ、ありがとうございました！」
いきなり腕を掴まれて、助けていただいた方にもう一度お礼を言って零さんに連れられてしまった。
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ゆな(プロフ) - イレイザーさん» コメントありがとうございます。７周ですか！？嬉しいです！ありがとうございます！続き書けるよう頑張ります！ (10月13日 19時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
イレイザー - 神作ありがとうございまぁぁぁぁああすｯｯ！！！実はもう6、7周してるんですよ！大好きな作品です！！ (10月13日 19時) (レス) @page29 id: 09d02b22c8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - 夜鷹さん» 私もそう思います……笑笑 (5月8日 19時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
夜鷹 - 良かった一般人で、、、(32より) (5月8日 19時) (レス) @page32 id: 1465207310 (このIDを非表示/違反報告)
ゼロの女 - ぷぅさん» 確かにそういうことありましたね。 (2021年6月22日 11時) (レス) id: 511b6f2be6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2020年10月19日 15時
