episode.158 ページ8
◇貴方side
そうして工藤邸に連行。赤井さんにシフトチェンジした彼にポトフを作ってみましたと言われ、豪華にテーブルに並べられて。やっぱりもう私の胃袋は赤井さんにがっしり掴まれてしまっっていた。何と幸せなことか。
赤井「今度は君の手料理を食べてみたいものだな」
「え、マジすか。下手くそですよ？」
赤井「なら、教えてやるぞ。煮込み料理しか作れないが」
でしょうね。
「てか、こんな年代物の高そうなワインを開けちゃっていいんですか」
赤井「いいに決まっているだろう。君の為に手に入れたのだから」
うわ、何という事だ。こんなに幸せなことってある？
「うわ、美味しい。さすがですね」
赤井「喜んでくれて嬉しいよ。さ、俺も君も酒が入ったから、君がホテルに帰る手段がなくなってしまった」
「……あ゛」
赤井「君の泊まれる部屋は用意している。今日は泊まってくれ」
「……狙ってやりました？」
赤井「さぁ？」
「絶対そうでしょっ！？」
赤井「安心してくれ、何もしない。今日は、な」
ちょっと待って、聞き捨てならないんだけど。今の。……まじか。
推しと一つ屋根の下とか。殺す気ですか、発狂しますよ、鼻血出しますよ、天に召されちゃいますよ。
赤井「さ、グラスが空だぞ。バーボンも持ってこようか」
「私、ちょっとやそっとじゃ酔いませんよ」
赤井「ほぅ、それは知らなかった」
「……」
何だこの人、グラスを煽る姿すら色気ダダ洩れとか。歩く凶器か。気絶寸前だわ、生きて帰れるのだろうか。
赤井「そういえば、そろそろ転職なんて考えていないか？」
「……え、」
赤井「良い所を知ってるぞ。FBIなんてどう…」
「結構ですｯ！！！」
赤井「ククッ」
だからいちいち顔近づけて片目開けないでもらえますｯ！！！
てかさ、面白がってません？ほんと。
それから、無事(？)次の日生還できることが出来た。鼻血を出さなかった私、良くやった。最後にまた来てくれと耳元で言われるのは駄目だって、赤井さん。自分で分かってる？それは凶器だよ。
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ゆな(プロフ) - なおさん» ありがとうございます！ (2022年1月16日 14時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - ゆなさん» いえいえ。これからも頑張ってくださいね！ (2022年1月16日 14時) (レス) id: b9f10e639b (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - なおさん» 困っている様子を作ってみたのですが、分かりづらかったですよね(＞＜)すみません(T ^ T) (2022年1月16日 14時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 文の中の;って何の意味ですか？ (2022年1月16日 13時) (レス) @page43 id: b9f10e639b (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - 渚さん» 本当だ！すみません教えてくださりありがとうございます！ (2021年10月31日 14時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2020年8月10日 9時
