episode.155 ページ5
◇貴方side
突然、非通知の電話が鳴った。
「はいもしもし」
？『こんばんは、いたずら好きのお嬢さん』
「……は？」
仕事終わり、今日も疲れたぁとつぶやきながらお風呂につかり髪を乾かして冷蔵庫の缶ビール片手に来ていた着信のボタンを押してみたら……
キッド『後ろ、振り向いて』
「は？……えぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇｯｯ！？！？！？！？」
コンコンッと部屋の窓をノックする音が聞こえたかと思ったら、振り向いた先には白い衣装を身に纏った……
「キッド様！？！？」
キッド『中々連絡をくださらなかったので、こちらから会いに来てしまいました。窓を開けていただいても？』
秒で開けたよね、うん。キッド様を外に立たせたままとかありえないから。
キッド「素敵な所にお住まいなのですね」
褒めていただけるなんて！！
キッド「おや、お楽しみの時間を邪魔してしまいましたか」
そう言いながら机に急いで置いていた缶ビールを見ていて。
「あ、全然大丈夫です。お茶を入れてきますね」
はうあ〜〜〜♡♡キッド様の帽子とマントなしバージョン素敵♡♡♡お仕事後のご褒美すぎでしょ！！！
「ど、どうぞ」
キッド「ありがとうございます」
はうあ〜キッド様にお茶出しちゃったよ私！！！
でも、お疲れ気味かな？そういえば今日キッド様の予告状来たってテレビで騒いでたし。行けなくて悲しかったけどね。すごく。
「快斗君でいいですよ」
黒羽「あれ、名前まで把握済み？」
「はい」
ずっとキッド様だと疲れちゃうからね、うん。それに快斗君ともお話したかったし。
黒羽「なーんで知ってんの？まさかお姉さん、そういう系の人？」
「普通の社畜です」
黒羽「あ、そか、お疲れ様。てか普通でいいって。高校生に敬語はキツいっしょ」
「あら優しい、ありがと」
という事でね、仲良くなっちゃいましたよ。嬉しい、ほんと。今日は命日？
黒羽「あんれ、この前あげたカードと薔薇飾ってくれてたんだ」
「家宝」
黒羽「へ？」
「一生大事にする、毎朝拝む」
黒羽「あっははっ、Aちゃん面白すぎっ！！」
褒められた、のかな？
まぁでも、とりあえず、好き。
そしてお茶して帰っていった怪盗さん。また来るな〜なんて軽ーく言って帰っていった。まじか。
．
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ゆな(プロフ) - なおさん» ありがとうございます！ (2022年1月16日 14時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - ゆなさん» いえいえ。これからも頑張ってくださいね！ (2022年1月16日 14時) (レス) id: b9f10e639b (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - なおさん» 困っている様子を作ってみたのですが、分かりづらかったですよね(＞＜)すみません(T ^ T) (2022年1月16日 14時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - 文の中の;って何の意味ですか？ (2022年1月16日 13時) (レス) @page43 id: b9f10e639b (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - 渚さん» 本当だ！すみません教えてくださりありがとうございます！ (2021年10月31日 14時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2020年8月10日 9時
