episode.120 ページ20
◇貴方side
夢を見た。
小さな女の子が、公園で無邪気に遊んでいる。
そして、近くには笑って彼女を見ている男性と女性。
見たことある。
あれは……
「……」
安室「っ！？Aさんっ……」
目が覚めた。
ここは……どこだろうか、部屋にいて。ベッドに寝ていたのか。
そして、安室さんが隣にいて。
大丈夫ですかと心配したような声で言いながら水を渡してくれた。
安室「何か食べれそうなもの、持ってきますから」
そう言って、部屋を出ていってしまった。
……ちょっと、待って。ここって、もしかして……安室さんの、家！？
やばいやばいやばい、顔熱いよ！！安室さんのベッド借りちゃったよどうしよう！！
安室「ククッ」
「え、」
顔を真っ赤にして百面相をしていたところをガン見されていたらしい、お粥を持って笑っている彼を発見。余計顔を真っ赤にしてしまった。
安室「いつもの貴方で安心しました、はいどうぞ」
「ありがとう、ございます……」
安室「あ、食べさせてあげましょうか？」
「いらないですｯ！！」
安室「おや、残念ですね」
ニヤニヤして言ってくる安室さんにちょっと腹が立つけれど、イケメンだから言い返せない……くそう、けど卵がゆ美味しいです。
安室「……さて、」
……ん？さて？
安室「色々と、聞かせてもらいましょうか」
「ｯｯ！？！？！？！？」
やばい、バーボンさんきたぁぁぁぁぁぁ！！
安室「貴方は……一体何を持っているんです」
「……それは、誰に聞いたんです」
安室「情報屋ですから、貴方も知っているでしょう？」
「……」
安室「言ったでしょう、貴方の協力者になるって。了承は得られませんでしたから、僕の勝手で貴方を探し出しましたけれどね」
確かに、了承はしてないな。うん。
「……言わなきゃダメですか」
安室「えぇ」
強引だな、安室さんよ。
「……しいて言えば、�爛Εぅ襯広�
それも、だいぶ厄介な、ね」
それは、決して黒い人には渡してはいけないものだ。決して。
安室「ウイルス、ですか……貴方は、それをイタリアンマフィアの手に落ちないように守っているという事で合っていますか」
「はい」
安室「そして、彼らを潰そうとしている……一人で」
．
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ゆきな☆(プロフ) - 明里香さん» 教えて下さりありがとうございます！すぐ直します！ (2020年11月4日 16時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 143話に誤字がありました。「部屋にいは」ではなく、「部屋には」です。 (2020年11月4日 16時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - 明里香さん» わ、ほんとだ！？教えて下さりありがとうございます！！直ぐに直しますね！！ (2020年10月28日 9時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
明里香(プロフ) - 126話に誤字がありました。「行かざるおえない」ではなく、「行かざるをえない」です。 (2020年10月28日 9時) (携帯から) (レス) id: 85d4df75a2 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ナミさん» コメントありがとうございます！喜んでくださって嬉しいです！難しいかもしれませんが頑張ってみます！ (2020年10月17日 16時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2020年7月24日 9時
