たとえ足が動かなくても、私は自分の宝物達を守ってみせる。

episode.46 ページ46

◆安室side



「じゃ、じゃあその特殊部隊っていうのは………」


田所「４年前にできた部隊よ、だいたいここのゼロと一緒なんだけどこっちは情報収集を基本的に行うの。ゼロと一緒で世間には知られていない優秀な人材だけが集められた、隠された組織って所かしら」


佐藤「そっちが集めた情報で俺らが動いてたんだ。ほら、ヤタガラスだよ」


田所「私達って言うよりAがヤタガラスって感じね」


「え、ヤタガラスって佐藤さんの協力者じゃ………………」


佐藤「Aは潜入捜査中だったからな。名前を出せなかったんだ。今までのヤタガラスからの情報は全部こいつがかき集めてきた情報だったって事」


「……………………最後に一つ、聞いてもよろしいですか；？」


佐藤「お、なんだ？」


「まさか………佐藤さん達の娘さんって…………；」


佐藤「こいつだよ、よく分かったな！」


田所「貴方とAはよく似てるから、並べば分かるわよ。あと他にも息子達はいるんだけど、今度見せてあげるわね」


「……………………」


貴方「父さん、降谷さんショートした」


佐藤「しょうがねぇな、お前も降谷もこれで終わりで良いからこいつ引っ張ってってやれ。どうせ話すことがいっぱいあるんだろ？」


貴方「え、いいの？仕事……」


佐藤「明日みっちり働いてもらうからいいよ」


貴方「え、鬼」


佐藤「ほらいけ！」


貴方「はいはい、ではお先に失礼いたしまーす！」






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