たとえ足が動かなくても、私は自分の宝物達を守ってみせる。

episode.2 ページ2

◇貴方side



3人を保育園に送り届け、朝食で食べ終わったお皿の片付けをしてから掃除、洗濯をこなしていく。この家は結構バリアフリーになっているため車椅子での移動がすごく楽。


そして終わったあとはお仕事。今はwebデザイナーで収入を得ている。この足でできることと言えばこれくらい。でもそれは表向き………


さて、そうこうしてるうちにもうこんな時間だ。そう思った矢先に、スマホが鳴った。これは、仕事用のスマホ………





Prrrrrrr....Prrrrrrr....


「はい」







『任務だ、アルネイス-Arneis-＿＿＿＿＿＿』








「了解」









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煌びやかなホテル近くにある廃ビル。


ターゲットを狙えるギリギリのところを見つけ自分の足でのぼり、私の愛用のライフル銃で待ち構えた。


………出てきた、今だ。


ターゲットの頭に標準を定め、撃った＿＿＿＿＿＿＿









弾は的中、脳天に一発穴が空いた。


「任務完了」


さて、そろそろ待ち合わせ時間だ。


私は愛車のアウディTTに乗り込み、仲間が待つ場所に向かった。









「バーボン」


バーボン「こんばんは、初めましてですよね？アルネイス」


「あぁ、よろしく。

ジンに頼まれた例のデータ、これに入っている。後処理もよろしく」


バーボン「分かりました、では」









さぁ、家に帰ろう。あの子達がもうすぐ帰ってくる。


私は愛車に乗り込んだ。



これが私の、裏の仕事＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿




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