神様っ！！なんて所にトリップさせてるんだっ！！

episode.39 ページ39

◆降谷side



貴方「実はデザートが……っ！？」


「ん？」


貴方「え、あ、いやっ、何でもないです……！」


すぐ用意しますねと慌ててキッチンへ。


そぉーっとキッチンに向かうと、何かを引っこ抜こうとしていた彼女。


「取ってしまうのか？」


貴方「うわっ！？」


あぁすまん。後ろから声をかけてしまった。が、


「美味しそうなブッシュドノエルじゃないか！手作りか？」


貴方「あ、はい」


そして、取ろうとしていたのは飾りの可愛いサンタとトナカイ。


「……どうした？」


貴方「え、えぇと……」


成程、つい付けてしまったけれど、今更ながらに子供っぽくなってしまったと恥ずかしくなったのか。


「可愛いじゃないか。じゃあ、俺はトナカイがいいな。いいか？」


貴方「す、すみません……」


……可愛いな。仕事を頑張ったご褒美か。


早く食べよう、カットされていたケーキを二つ運びテーブルに運んだ。


とても美味しっかった、彼女が作ってくれて、一緒に食べているから余計。だいぶ、俺の中では舞い上がってしまっているな。


明日がだいぶ楽しみだ。


貴方「お味は、どうでした？」


「あぁ、美味しかったよ。とても。ありがとう」


そう言うと、とても嬉しそうな笑顔を見せてくれた。


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