神様っ！！なんて所にトリップさせてるんだっ！！

episode.31 ページ31

◇貴方side



「今日の夕飯は……」


あれからすぐにいつものスーパーに寄り道をして。野菜コーナーで夕飯は何にしようかと思い悩んでいた。


昨日は魚、だったら今日はお肉にしようかしら。カツレツでもいいね。よし、決まり。


「よし、」


降谷さんは実に完璧である。料理に関しても。だから、料理の腕を上げなければとちょっと焦ってもいる。


丁度仕事に区切りがついて明日は休みだから気合を入れよう。


「んふふ♪」


？「楽しそうだね」


んんんんんんんんんん？？？？？


背後からいきなり声を掛けられた。


「れ、いさん……？？？何でこんな所に……？？？？」


降谷「ん？思ったよりも早く終わってね。帰り道に、もしかしたら君がここにいるかなと思って来てみたんだ」


さらっと流れるような動きで持っていたカゴを取られる。イケメン凄い、素敵。


降谷「これは……今日はカツレツか？」


正解です、流石です。


降谷「じゃあ今日は、一緒に作るか。最近遅い時間だったりで少ししか顔を合わせてなかったからな」


「そうでしたね」


私も零さんも忙しいのが重なっちゃって顔を合わせない日もあったりしたけれど、やっと終わったから会える時間が増えるわけだ。一緒にご飯食べれるのとか嬉しいよね。


？「あんれ！！安室さんじゃん！！」


んんんんんんん？？？？？？


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