赤井さん推しの天才医者が本気で推しに恋しちゃったってよ。～Another story～Ⅲ (ページ34)

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episode.186 ページ34

◇貴方side

今日は休みで、居座らせてもらっている阿笠博士の家にいる。

そして少年探偵団が来ているのだが、とある話で持ちきりだ。

何って？それはこの前会った人が日本に来てるって。

何だか、捕まえてハワイに行こうだとか何とか。

付けっぱなしのテレビを見てると、もうニュースはエミリオ来日で持ちきり。

もっと面白いニュースはないのか。たとえばキッド様とかキッド様とかキッド様とか。

それから、いきなりかかってきた電話。

「……」

これは、コナン君か。

歩美「お姉さん出ないの？これ、お姉さんのスマホだよね？」

「え、あぁ、うん」

慌ててスマホを取り子供達から離れてから出た。

「はい、」

コナン『あ、やっと出た』

「なに、」

コナン『内容、分かってるんでしょ』

「うん、で？」

コナン『これから、エミリオの泊まってるホテルに行くんだ。Aさんも来る？』

「ねぇ、それ本気で言ってる？」

コナン『赤井さんは来ないよ』

「そうじゃない」

コナン『じゃあなん…」

「あの性根の腐ったビールっ腹野郎と同じ空気を吸いたくないの」

コナン『……』

「てことで、パパによろしくね」

コナン『はぁーい』

「あ、東都タワーは早めに行った方がいいからね」

コナン『え？』

「そのうち分かるよ」

コナン『え、ちょｯ』

強制的に終了させた。さ、蘭ちゃんをちゃんと助けてあげてね。騎士様？

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