誰か、スパダリのせいでショート寸前の私を助けてください。2

episode.81 ページ31

◇貴方side



私達の席から一番遠い席の、数名の客からの悲鳴。


そして、席から倒れた男性が見えて。


直ぐに毛利さんが立ち上がり向かっっていった。



毛利「蘭！！警察！！」



蘭「えっ、」


毛利「……これは、毒殺だな」


「ｯ！？」


え……じゃあ……もう……


そして、パトカーのサイレンの音と共に警察の方が何名も店に入ってきて。


私達は、現場にいたとのことで事情聴取をされた。


目暮「……ん？」


「……え？」


毛利「目暮警部！！」


目暮「まぁーた君かね」


毛利「あはは〜」






高木「では、容疑者は同席していた＿＿＿＿さん、隣席の＿＿＿＿＿さん、あと事件が起こる直前に御手洗に立った降谷Aさんという事になりますね」


はい、容疑者になってしまいました……


実は事件直前に、御手洗に立って被害者のハンカチを拾って渡してしまったから……


毛利「Aさんが！！殺人なんて出来るわけないだろう！！動機がない！！」


高木「で、ですが……」


「……」


目暮「……」


どう、しましょう……


蘭「そ、それにっ、私達がいきなり誘ったんだし……」


蘭ちゃんと毛利さんは庇ってくれるけれど……証拠がないから仕方の無いことだし……



？「目暮警部！！」



「「「「ｯ！？」」」」


蘭「新一！」


目暮「工藤くん！？」


急いでやってきたのは、工藤新一君。


工藤「事件ですか？」


目暮「あ、あぁ」


蘭「新一っ！Aちゃんが容疑者にっ……」


工藤「え！？」


驚いた様子の新一くん。


絶対にやってないって言いきれるけれど、証拠がないと駄目だし……


どうしたらいいか……


けど、新一君が来てくれたから大丈夫だよって蘭ちゃんが言ってくれて、ちょっと安心。



？「犯人は、＿＿＿＿＿さん」



「「「「ｯ！？！？！？」」」」



？「じゃないでしょうか？ですよね？毛利先生(・・・・)？」


毛利「あ、安室っ！？」


安室「お久しぶりです、毛利先生！」


目暮「っ！？！？」


安室「だってほら、＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」


ニコニコした様子の零さん……安室さん？


工藤「あ、確かに。これ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿」


それから、安室さんと新一くんの二人でスピード解決となって幕が閉じた。


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