episode.256 ページ6
◆零side
「Aは？」
ベル「お手洗いよ」
「そうですか。
……今でも、貴方がAの協力者だったなんて信じられません」
ベル「そう」
ベルモットがあの方を始末したって聞いたときは、耳を疑った。
ベル「……あの子、私の所に丸腰で来てなんて言ったと思う？
私のことも守りたいって。理由を聞いたらまたお買い物を私としたいから、ですって。可笑しくって笑っちゃったわよ」
零「はぁｯ！？」
なんて恐ろしいことをしてたんだ、Aは。ったく……
ベル「だから、kittyとまたお買い物をしたいと思ったの」
「でも、よく刑務所に大人しく入りましたね」
ベル「気まぐれよ……
まぁでも、あえて言うなら……あんな子の隣にいると、こんな真っ黒な私にとっては凄く眩しかったからよ。
ま、それくらいで今までのことが許される事なんてないけれど」
「……珍しいですね、貴方がそんなことを言うなんて。明日は槍が降ってくるんじゃないですか？」
ベル「黙りなさい、自分でもビックリしてるんだから」
「自覚はしてるんですね」
ベル「そうね、」
貴方「お待たせー！」
ベル「さ、次行きましょ」
貴方「うん！」
「……まだ買うんですか」
ベル「そうよ、当たり前じゃない。貴方のタキシードも選びなさいよ」
「え、何で、」
ベル「今日は気分がいいわ。さぁkitty、ドレス選びましょ？」
◇貴方side
「ど、どう？」
ベル「いいわ、購入。次は靴ね」
「えっ……」
そうして一式買ってもらってしまった。私は何も言えなかった。というか、瞬く間に終わってしまっていた。
「じゃあもう脱いでくるね」
ベル「何言ってるの、このままよ？」
「え？」
ベル「バーボンは終わったかしら。じゃあ行くわよ」
「え？え？」
零「……何を企んでるんです？」
ベル「あら酷いわね、私のkittyの為にやってるんだから。さ、車を出してちょうだい？」
零「どこ行くんです」
ベル「前に行った私のお気に入りのレストラン」
零「あぁ、あそこですね」
「？？？」
お気に入りの、レストラン……？
.
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ゆな(プロフ) - セネリオさん» とっても嬉しいコメントありがとうございます！頑張ります！ (2022年11月1日 12時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
セネリオ - 最後まで最高でした…！降谷さんの甘々も悶えそうで…！他の作品も楽しみにしています！ (2022年11月1日 12時) (レス) @page33 id: 2413d2c7ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます。喜んでいただけて嬉しいです！多作品まで読んでくださっているなんて！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2022年2月10日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - もう最後の方ずぅっとニヤニヤしながら読んでいました笑 こっそり花束置いていく快斗くんにもキュンとしました…。快斗くん落ちが読みたいと思ってしまった← 本当に文才ありすぎです…！！ 最初は獄門彊から入ったんですが、他の作品も面白すぎて更新が楽しみです…！ (2022年2月9日 22時) (レス) @page33 id: 0fbfde6bf9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ぷぅさん» コメントありがとうございます。ここはちょっと笑いながら書いてました(笑)私も聞いてみたいです！ (2020年9月28日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2019年10月27日 8時
