episode.274 ページ24
◇貴方side
いきなりプライベート用のスマホが鳴ったのは、ちょうど仕事が終わる頃。
｢……じゃあ皆、お疲れ様｣
医者｢お疲れ様です赤羽先生！｣
｢で、なんで私がここにいるかわかるよね？零？｣
零｢……はい｣
とある現場に着いて、部下達の前で仁王立ちしてる私の前に正座している零。何と凄い絵面なんだと部下達の皆さんは思っているのだろう。でも、
「風見さんから連絡があったの。
零が任務で怪我したにも関わらずそのままにして後処理をし始め、手当してくださいと言っても聞かないからどうか奥さんの方で言っていただけないですかって。
その血だらけの腕と太ももとその他諸々、何？」
零「ゴ、ゴメンナサイ……」
「すぐに治療してよって言ったよね？この前もその前も」
零「はい」
「何でしてないの？」
零「……」
「零？」
零「早く帰ってAに治療して貰いたかった……」
「「「「……ｯ！？！？！？！？」」」」
「なｯ！？何て事言ってるのっ！！」
零「だって……本当のことだから」
ちょっと、顔ふいって背けないでいただけます？ちょっと。
「だからってｯ！！もうｯ！！
零のバカｯ！！零なんて大っっきらｯ……」
零「ｯ！？」
「「「ｯ！？！？」」」
「……」
零「……」
「おたんこなすｯ！！金髪ゴリラｯ！！」
零「ぶっｯ」
「なｯ何笑ってるの！！怒ってるんだからね！！」
零「いやいや、ごめんって；」
「傷口に消毒液ぶっかけるよ！！」
「「「……」」」
零「(大っ嫌いって言えなくておたんこなすって、可愛すぎる……)」
(((↑↑↑なんて思ってるんだろうな、降谷さん……)))
「もうっ、ほらここ座って！！」
そう言い、持ってきていた応急処置用バッグを取り出した。
「あ、あとそこの貴方と貴方と貴方も並んで」
部下「え、」
部下「俺？」
部下「えっと……」
「その傷、隠せる訳ないでしょ。見せなさい」
部下「え、あ、いや……降谷さんに比べればこのくらい掠りき…」
「今なんて？」
部下「ｯ！？」
「舐めてるの？小さな傷でもバカにしちゃいけないんだよ？その意味分かるよね？優秀な公安の皆さんですもんね？分からないなんて事、ないよね？」
部下「「「はｯはいｯ……」」」
零「諦めてこっち来い……」
部下「(降谷さんの奥さん、怒らせると降谷さんより怖ぇぇぇぇぇ)」
部下「(絶対に怒らせちゃいけない人だ……)」
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ゆな(プロフ) - セネリオさん» とっても嬉しいコメントありがとうございます！頑張ります！ (2022年11月1日 12時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
セネリオ - 最後まで最高でした…！降谷さんの甘々も悶えそうで…！他の作品も楽しみにしています！ (2022年11月1日 12時) (レス) @page33 id: 2413d2c7ff (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - あやさん» コメントありがとうございます。喜んでいただけて嬉しいです！多作品まで読んでくださっているなんて！ありがとうございます！更新頑張ります！ (2022年2月10日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - もう最後の方ずぅっとニヤニヤしながら読んでいました笑 こっそり花束置いていく快斗くんにもキュンとしました…。快斗くん落ちが読みたいと思ってしまった← 本当に文才ありすぎです…！！ 最初は獄門彊から入ったんですが、他の作品も面白すぎて更新が楽しみです…！ (2022年2月9日 22時) (レス) @page33 id: 0fbfde6bf9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ぷぅさん» コメントありがとうございます。ここはちょっと笑いながら書いてました(笑)私も聞いてみたいです！ (2020年9月28日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2019年10月27日 8時
