episode.6 ページ6
◇貴方side
金堂「君は何を飲む?お酒はまだかな?」
「は、はい」
金堂「そうか、ならジュースにしようか」
金堂からジュースの入ったグラスを受け取り飲んだ。といっても、本当は飲んでいない。飲んだふりだ。変なの入ってたら大変でしょ?
「金堂様のは、お酒ですか?」
金堂「そうだよ。飲んでみたいかい?」
「ちょっとだけ、大人の飲み物に興味があって……」
金堂「そうか、背伸びした君も可愛いな。でもここじゃまずいから僕の部屋に行こうか。飲んだことのない君でも飲みやすい物を用意しよう」
「あ、でも……」
金堂「飲んでからすぐ戻ってくればいい。君の叔父様もその後探そう」
「ありがとうございます!」
やべ、このロリコンじじいニヤニヤしてやがる。背負い投げしたい衝動に駆られてるんだけど。終わったら投げ飛ばしてやろっかな。
そしてこの腰にある手はなんじゃい。キモいぞ。……と思っていたら、おいおいちょっと待て、そこにいるやつ、見た事あるぞ。ちょっと、何でそんなところいるのさ!!
金堂「ん?どうした?」
「……いえ、何でもないですよ。お酒が楽しみで」
金堂「そうかそうか」
待っていたエレベーターがやっときて、二人で乗り込んだのだ。
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作者名:ゆな | 作成日時:2019年9月18日 9時