検索窓
今日:47 hit、昨日:8 hit、合計:355,240 hit

episode.38 ページ38

◇貴方side



カランカラン


新一「こんにちは、“Aさん”」


「正解!いらっしゃい」


いつも新一君は私が影武者してるとき100発100中で当ててくる。さすが名探偵。


しかもお客さんがいない時を狙ってきてくれるから安室透の姿でも降谷Aとして話が出来る。ほんと凄いよね。


新一「なんか、いいことでもありました?」


「わかる?」


新一「いつもより楽しそうですもん、そりゃあ分かりますよ」


「ちょっとね。はい、いつものブレンドコーヒ」


新一「ありがとうございます」


すると、ポケットに入れていた仕事用のスマホが鳴りだした。


「ごめん、ちょっと出ていい?」


新一「どうぞ」


了承をもらって離れたところで電話に出た。


「はい、安室です」


降谷『任務だ、上からの。お前ご指名だ』


「……わかりました。終わった後で伺います」


降谷『あぁ』


私ご指名という事は、恐らくハニトラだろう。


そう思ってしまって、心の中で陣平さんに謝ってしまった。





新一「何かあったんですか?」


「うん、ちょっとね。でも教えないからね?君は頭を突っ込みすぎなんだから」


新一「へいへい、もし必要になったら呼んでくださいね?」


「そうならないように努めるよ」


新一「ははっ」


高校生の手を借りるなんて、そんな事でもしたら零にぶっ飛ばされるの一択。まぁ殴り返すんだけどさ。


.

episode.39→←episode.37



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (121 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
477人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆな | 作成日時:2019年9月18日 9時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。