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episode.2 ページ2

◇貴方side



零「5分遅い」


「それは申し訳ございませんでした、上司様」


零「絶対そう思ってないだろ」


あらバレちった。まぁ零だししょうがないでしょ、うんうん。


「状況は?」


渋々零は現在の状況を話してくれた。何ともまぁめんどくさいことになったものだ。だけど……


零「まぁ何とかなるだろう。俺とAだしな」


「だね」


零と私は懐から銃を取り出し別方向に走り出した。









「「捕獲完了」」



「はぁぁぁぁぁおわったぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」


零「煩い……あ、明日ポアロな」


「え、まじ?」


零「あぁ、俺明日公安の任務入った」


「えぇぇぇぇぇ……」


そう、この顔だからたまに零の影武者やらされるんだよね。結構大変なんだよ?キャラ合わせるの。


この前組織を壊滅させてからも、眠りの小五郎の近くに潜入していた方が何かと都合がいいらしくて今も続けているらしい。おかげで私も巻き込まれていい迷惑。


「……ショートケーキ」


零「仕方ない、用意しておくよ。明日で良いか?」


「うん!兄さんありがと♡♡」


零「気持ち悪い」


「あ゛ぁ゛ぁ゛?ꐦ」


零「ほら行くぞ、お前この後は?」


「本庁、ついさっき仕事増えちゃったもんでね」


全く、ホントは家に帰って愛しのマイベッドにダイブするはずだったのに。いったい誰のせいだ!


「このまま警察庁で仮眠してからポアロ行こっかな……」


そう思いながら愛車であるジャガーのFタイプAWDクーペのエンジンをかけた。あ、勿論白ね。零と色被っちゃうけどやっぱ白は外せないのよ。


零のマツダのRX-7が先に行ったのを確認して私も警察庁に向かって愛車のアクセルを踏んだ。


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作者名:ゆな | 作成日時:2019年9月18日 9時

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