検索窓
今日:3 hit、昨日:3 hit、合計:74,347 hit

episode.56 ページ6

◇貴方side



仕事がもう少しで終わりそうな頃、ふと外を見るともう真っ暗で。周りにも誰もいなかった。


それだけ集中してたということなのね。


「ふぁ〜〜っ、さて、もうひとがんば……」


最後まで言う前に、後ろに気配を感じて振り向いたら視界に入ったのは金髪の彼。


「お疲れ様」


降谷「まだやってたのか」


「4年分の報告書がちょっと手こずっててね、でももう少しで終わるよ」


降谷「そうか、じゃあ待ってるよ」


「え、いいのよ?帰っても」


降谷「一緒に帰りたいんだ、ダメか?」


「ふふっ、わかった、早く終わらせるわね」









「お待たせ、ごめんなさい時間かかっちゃって」


降谷「いいよ、行こうか」


そう言って彼の愛車のRXー7の助手席のドアを開けてくれた。


車が走り出して、少し経ったあとに気づいた。この道は………


「え、降谷さんの家…………?」


降谷「今日は泊まってってくれ」


「準備ないわよ?」


降谷「コンビニ寄るよ。後は貸すから」


初めての、お泊まり。今まで、車椅子だったからそんな機会すら無かった。


「(ちょっと、緊張するかも……)」







.

episode.57→←episode.55



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (124 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
320人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ゆきな☆(プロフ) - 碧海さん» コメントありがとうございます!とっても嬉しいです!ありがとうございます!! (2021年5月9日 15時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
碧海(プロフ) - こんにちは。すごく、よかったです。話しに引き込まれました。 (2021年5月9日 14時) (レス) id: 555287d8fa (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - 朝日奈 美奈さん» コメントありがとうございます!頑張ります(*^^*) (2019年10月29日 17時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
朝日奈 美奈 - とても面白かったです!これからも頑張ってください!! (2019年10月29日 17時) (レス) id: c6014268c1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ほのかさん» コメントありがとうございます!心配までして頂けるなんて( ´ ` *)ありがとうございます(*^^*) (2019年10月17日 8時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ゆきな☆ | 作成日時:2019年10月5日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。