すぐに足を治して、この国ごと自分の宝物達を守ってみせるよ。

episode.74 ページ24

◇貴方side



｢ただいま、みんな｣


俊太｢ただいま！｣


はる｢じゅ゛ん゛に゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛｣


俊太｢うわっ！？｣


すず｢う゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ん゛｣


そう｢あ゛あ゛ぁ゛ぁ゛っ｣


俊太｢ほらっ大丈夫だからっ;姉ちゃんが助けてくれたから;｣


はる｢ぐずっ…Aねぇが？｣


俊太｢うん！かっこよかったぞ！｣


貴方寝てたじゃない;


すず｢ほんとに！？｣


そう｢Aねぇ強い！？｣


俊太｢だって俺らの姉ちゃんだぞ？強いに決まってるだろ！｣


源二｢私達の娘なんだ、強いに決まってるだろ｣


華恵｢そうね｣


｢あれ、父さん母さん帰ってきてたのね｣


源二｢息子達の一大事に帰ってこない親がいるかってんだ。だが、俺らは必要なかったな｣


華恵｢この人、強引に仕事終わらせてこっちまで帰ってきたのよ？｣


｢そ………っか、ありがと｣


やっぱり、私たち家族は心で繋がってるんだ。


源二｢よし、今日明日はみんな一緒にいるか！Aも明日は有給使え！｣


え！？


華恵｢そうね、有給は使うためにあるんですもの｣


｢……うん！｣


源二｢あと、そこにいる降谷も出てこい！｣


降谷｢あ、あれ？気づいてました？;｣


源二｢俺が気づかないとでも思ったか？｣


降谷｢ですよね、｣


源二｢お前も泊まってけよ！俊太助けるのに手助けしてくれたんだろ？お礼くらいさせてくれ！｣


降谷｢でも、｣


華恵｢未来の息子になるんだから、遠慮しなくていいのよ？｣


降谷｢えｯ///！？｣


｢なっなんでｯ///////////！？｣


華恵｢バレバレよ｣


源二｢降谷だったらAを任せてもいいぞ。許可する！｣


｢気が早いｯ/////！！｣








こんな、暖かい家族を長年求め続けてきた。


今こうして、両親がいて姉弟も揃って大好きな人もいて、そんな日常が今こうして目の前にある。


この幸せを、守っていきたい。


ずっと一緒に、いようね。









...fin...









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最後まで読んでいただいてありがとうございました。いかがだったでしょうか。高評価、コメントもありがとうございました。もしよければ他作品も読んでいただけると嬉しいです。

ゆきな☆

終わり ログインすれば
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