すぐに足を治して、この国ごと自分の宝物達を守ってみせるよ。

episode.73 ページ23

◇貴方side



「俊太ｯ大丈夫ｯ！？」


俊太「ねぇちゃん！！」


「ごめんね……私のせいで……」


俊太「信じてたよ、ねぇちゃんが助けに来てくれるって。

俺らのねぇちゃんは強くていつでも助けてくれるかっこいい警察官だって新一兄ちゃんが教えてくれたんだ！」


「そっ……か」


俊太「今日怖かったけど、すぐに助けに来てくれた。俺らにとっての自慢のねぇちゃんだよ！」


「ありがとｯ……」


抱き締めた私の大事な弟は、こんなにも私のことを信じてくれていたんだ。嬉しすぎて泣かないなんて出来ないよ。


俊太「おいおい泣くなよねぇちゃん；」


「ははっ、ごめんね。

＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿帰ろう、私達の家に」


俊太「うん！」









「今度は私達の戸籍、もっと頑丈なセキュリティーにしましょうかね。

今度は開いたときにウイルスが入り込むやつがいいかしら☆」


降谷「…………(間違って開かないようにしないとな；)」







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