すぐに足を治して、この国ごと自分の宝物達を守ってみせるよ。

episode.58 ページ8

◇貴方side



降谷さんがお風呂に行ったあと、スマホが鳴った。


「俊太達だ」


あの子達は、私が警察庁に戻ってから毎日欠かさず連絡を写真付きで入れてくれる。


「……もうこんな時間なのに、ちゃんと寝なきゃダメだぞーっと……」


警察庁に戻ってからは新しく部屋を借りた。仕事上あまりあの子達には会えないから。


でも、家に帰るといつもみたいに出迎えがなくて、家の中がすごく静かだから余計に寂しくなっちゃう。


あの子達に、会いたいな…………


降谷「俊太君たちか？」


「うわっ！？気配消さな………ｯ//////！？」


降谷「ん？どうした？」


「なんで上着てないのｯ//////」


降谷「ん？さっきの仕返し」


さっきのって、お風呂入る前のあれの事ｯ？！


降谷「分かったかこの鈍感」


「わｯ分かったｯ/////！！分かったからｯ///////はやく着てｯ////！！」


降谷「顔真っ赤」


「うるさいっ！！はやく着てっ！！」


降谷「何そんなに慌ててるんだよ」


「いいから服着てｯ！！」


降谷「はいはい」


もうｯ//////////


降谷さんの方が破壊力抜群じゃんｯ//////////


「顔あつい……………ｯ///////」









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