「先生、おやつにトマトは入りますか！」黒「先生、こいつの頭に脳みそ入ってますか」研「先生、クロの頭にパニーニって入りますかね」山「ものすごい悪意を感じる…」【HQ×ﾎﾗｰ】

双子 ページ34

？「ワタシハアナタ

今ね、あなたの隣にいるの」





山「…うん、それでいい

それでいいんだよ、谷地さん」




谷「後ろばっか、ついてっちゃダメだよね」









山「うん、それでいい

今は…」









目の前のことをどうにかしないと




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呆然とそれを見上げた




ぎぃ、ぎぃと縄の音がする




山「け、研磨…さん？」



研「民代は最初から…

死んでた」




民代は。

いや双子は、

双子はお互いを傷つけて死んだということなのか


弟は姉の首を締めて

姉は弟の目を壊して



生まれた時に双子はすでに死んでいた





それでも弟は、

弟だけは何らかの思いがあって魂だけ残った


それは姉へと思いで、まるで姉がいるかのように弟は手紙を書き続ける


住所のない手紙を書き続ける



どうやって書いたのかはわからないが

書き続ける








民代はそれがあまりにも可哀想で何らかの形で姿を現した



そうだよ







遊園地につく前に俺らが向かってた場所


電車で向かってた場所





それは、お墓だったんだよ




弟のお墓参りに行きたくて俺たちで行ったんじゃん





研「…もう、…やだ…」


山「研磨さん…

その、民代さんは…


体が…」



山口は見上げながら言った




研「体が…？」


山「体じゃないんです…これ

人形…みたいな



足にぶつかった時硬かったからおかしいって思ったんです」



谷「まさか、体に包帯巻いてたのは…」


研「なんで気づかなかったんだ…

馬鹿じゃん俺…」





体が人形？ほんとは死んでた？



それでも俺は






手をつないで走った時の暖かさは覚えてる






研「山口、切るものもってない？」

山「カッターなら…」






俺はカッターを持ちながら高く飛んだ


と、同時に民代の頭上にある縄をきる





ドサッと落ちる







研「…絶対に呼び起こしてやる」









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ちなみに山口が谷地さんの脈をはかったとき脈がうってないと言いました




実はその時谷地さんは脇に力を込めました





脇に力を込めると脈を一時的に弱くすることができるのです


たとえばテニスボールとかをわきにはさむと脈が弱くなって死んでるみたいになるのですよー



なので死んでるって勘違いしちゃったんでしょうね山口くん


今はちゃんと生きてるって確信して安心してる模様ですが

滑った→←もしも

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影山のストラップ

ラッキー及川さん

及川さん(全裸

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