命にかえても…3【ハイキュー×鬼滅の刃】

100輪 ページ6

Aside

私は無惨に立ち向かったが


弾き飛ばされてしまった


そして、その時に左腕も斬られ


近くにいた倫太郎と治は


驚いた表情で寄ってくる


なんでここにいるの？


私のせいで倫太郎や治が


傷つくなんて考えたくなかった


あなたたちが大好きだから


だから


A「信じてくれてありがとう」


A「私をバレー部に誘ってくれてありがとう」


そうふたりに告げた後


背を向けながら


A「月が綺麗ですね」



呟いて…離れた


さよなら、倫太郎、治


私が見た光景は凄いもので


しのぶは腹を斬られ


実巳は指を、小芭内は目を…


みんなどこからしら失っていた…


もうこれ以上…私の鬼殺隊を


傷つけないでっ…


私の居場所をっ…荒らさないで！！


A「朝までなんて無理だ…」


私は決意をした


無惨をこの技で倒すとなれば


確実に私の命が代償だろうと…


でもそれでも構わない


鬼殺隊のみんなを護れるなら


一般市民を護れるなら


倫太郎や治を護れるなら…


私の命にかえても…護れるなら


A「皆撤退しろ！！重症な者は軽傷の者が運べ！！」


し「Aさん！？なぜ！？私たちはまだ戦えます！」


私はそんなしのぶを抱きしめ


A「幸せになってな」


そう呟き


A「義勇頼んだ」


冨「あぁ、任せれた」


し「そんな！冨岡さん降ろしてください！Aさん！！」


私は運ばれるしのぶに微笑み


背を向けた


みんな観客席に避難したのを確認し


A「無惨、もう終わりだ。皆に幸せな日常を返してやってくれ」


A「華の呼吸 終の型 紅蓮華 」


私が刀を無惨に刺しそう呟くと


私と無惨を華たちが包んだ

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