命にかえても…【ハイキュー×鬼滅の刃】

25輪 ページ27

治side

A「どうしてって…先程も角名さんに言った通り猫に引っ掻かれて…」


俺が聞いても誤魔化すA


俺は俯くしかなかった、すると


Aが俺の手を取り、扉の方へ向かう


角「Aどこいくの？」


A「少し治くんとお話してきますね」


そう角名に伝えて、しばらく歩き


空き教室に入った…


Aは教室に入るなり、窓の方へいき


外の景色をみていた


するとAが

A「どうしたんですか？治くん、先程からそんな表情をして」


聞いてくる…俺は


治「…前にAは鬼殺隊かって聞いたやんか…」


A「はい」


治「俺昨日鬼殺隊のお姉さんに助けてもろうたんやけど、そのお姉さん怪我しはったんよ…お姉さんの怪我した位置がAとほぼ一緒なんよ…」


治「なぁ、Aが今まで俺たちを助けてくれたんやろ？」


そうAに問う


A「私本当に」


まだ誤魔化すA


治「A、嘘ついたらあかん…」


真剣な目をしてAをみる


意を決したかのよう、Aは俺の前に立つ


Aは俯いていた顔をあげ、俺をみた


A「治くん、改めて自己紹介しますね」


またふざけるんか…


治「A、俺は真剣にっ」


Aは俺の声を遮って


A「私は…鬼殺隊 華柱 華宮A、あなた達を護るため…ここに来ました」


やっと、正体を明かしてくれた…そして、


Aは「滅」と呟くと、


Aの周りに、前鬼と戦っとる時に見た華が


Aを囲む一瞬で、稲荷崎高校の制服から


俺たちを助けてくれたお姉さん…


いや、鬼殺隊のAにかわる


そして、Aは


A「あなた達は私が命にかえても…護ります」


そう言った…


俺は目に涙を溜めて、Aを抱きしめた

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