命にかえても…2【ハイキュー×鬼滅の刃】

93輪 ページ48

角名side

角「Aっ…」


俺が涙を浮かべながらそう呟くと


Aは俺と目があい、こちらに向かってきて


俺を抱きしめた


A「倫太郎…なぜ泣いてるの？泣かないで？」


そういって頭をなでてくれた


角「生きてて…よかった…今まで何してたの？」


そう俺が問いかけると


A「倫太郎はかっこいいけど、たまに子供らしい所があるね」


全く違う言葉が返ってきた


すると、炭治郎がAの肩を叩き


手話の様な素振りをしていた


A「あぁ、命は助かったのだがずっと眠っていたらしい。今日目が覚めたんだ」


そして、俺がといた答えが返ってきた


角「心配したんだよ」


俺がそう伝えると、炭治郎くんが


すかさずまた手話のようなものをして


A「ごめんね？心配かけて」


答えがかえってくる


そして、治が俺の横にきて


治「A…すまんかった」


と深々と頭を下げた


Aは炭治郎くんからの手話無しに


A「治？頭をあげて？」


そう治に言い放った


そして、治に続いて謝り出す皆


A「みんなも頭をあげてください」


そう言われて頭をあげだす皆


A「あの時は悲しかったですが、裏切られる事や悲しいことは慣れてます。過去はもう変えれません。だから、気にしないで下さい。」


Aは皆を許してくれたのだろうけど


皆はまだ納得のいっていない顔をしている


A「私は前のように鬼狩りをすることが出来ませんので、炭治郎に任せます。皆さん炭治郎をよろしくお願いしますね」


そういって俺たちに背を向けたA


俺はこの期を逃したら一生Aに


会えないんじゃないかって思って


この場から立ち去ろうとするAを


治/角「待ってや！/待って！」


俺と治が引き留めた


角「俺Aに伝えられてないことがあるんだ」


治「俺もAに伝えなきゃあかんことがあんねん」


そういうときょとんとするA


角/治「俺Aのこと…」

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